Kis-My-Ft2のラジオ期間限定復活! 男子会に紛れ込んだような『キスマイANNP』初回を振り返る

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2019年10月11日 06:11  リアルサウンド

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リアルサウンド編集部

 Kis-My-Ft2がパーソナリティーを務めるラジオ番組『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンpremium』が帰ってきた。2018年10月〜2019年3月の半年間、期間限定で誕生した同番組。同時間帯のradiko聴取数字で首位獲得、放送時間中のメール総数が1万7000通突破、総ツイート数5万7000を記録。たびたびTwitterの日本トレンド1位を獲得するなど、大きな爪痕を残しながらも、惜しまれつつも終了。それから約半年、リスナーたちの復活を求める声に応える形で、今年の秋から来春まで再び期間限定で復帰することになったのだ。


(参考:Kis-My-Ft2 宮田俊哉、アニメファンも認める“好き”に一直線な姿 CMを機に思わぬ営業力も発揮?


 10月5日に放送された初回は、Kis-My-Ft2ファンにとって、まさに神回とも呼べる充実した内容に。「リスナーのみんな! ただいまー! おかえりーー!」と、オープニングからハイテンションで登場したのは宮田俊哉。復活した喜びを抑えることができない、といったはしゃぎっぷりで、前シーズンでハマりまくっていたTWICEの「TT」モノマネも健在だ。


 さらに、ひとり語りを続けようとしていたところ、「ちょいちょいちょい!」千賀健永、二階堂高嗣、横尾渉が登場。奇しくも、この日は4人による派生ユニット“舞祭組“が、中居正広の提案によって結成された日。4人ののびのびとしたトークが繰り広げられる。


 千賀がヒゲ、足、そしてデリケートゾーンと全身脱毛を始めたこと、二階堂が日当たりを重視して物件を探すのに東西南北の感覚が怪しいこと、そして横尾が歌番組でブルーノ・マーズに衝撃を与えた思い出話……などなど、「やっぱ、ラジオ楽しーなー」とハシャぐ彼らの会話は、メンバーの家で開かれている男子会に紛れ込んだような雰囲気。


 そこに、ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)に出演する関係で、遅れて玉森裕太がやって来る。多忙を極めているせいか、それとも心許せる仲間とのラジオという環境からか、新曲「Mr.FRESH」についてせっかくの初解禁にもかかわらず「(レコーディング)楽しかったです!」 「たくさん聞いてください!」と、まるで幼稚園児のような紹介をしてリスナーをホッコリさせる。


 そんな玉森に対して、舞台『THE NETHER』のセリフ覚えに苦戦していた北山宏光が電話越しに登場し、「玉森いる? しゃべってなくない?」とツッコミを入れる場面も。離れていても、全体のバランスを気にかける北山らしさが溢れていて実に微笑ましかった。


 さらに、宮田が初めてマイカーに乗せたのが玉森だった、というエピソードを受けて「あれ俺じゃね?」との異議申し立ても。だが、宮田が北山を乗せたのは、レンタカーだったことが判明。「キタミツはレンタカー、タマはマイカー」と宮田内カーストが明かされ一同爆笑、という展開もKis-My-Ft2のチームワークの良さを感じさせる一幕だ。


 また、この日ミュージカル『ドン・ジュアン』の千秋楽を迎えたばかりの藤ヶ谷太輔も電話で参加。「やりきったよ……30公演」「なんか電話だと距離感遠くなっちゃうね」とアンニュイな声にドキドキしたリスナーも少なくなかったはず。スタジオにいるときの藤ヶ谷とは違った、オフに近い電話口の声色が聞けるのもラジオならではの魅力だ。


 電話出演も含めて7人全員が登場したこの日の放送は、「#キスマイANNP」が日本のみならず世界でもTwitterトレンド1位を獲得する、幸先のいいスタートとなった。リスナーが一体となってトレンド入りを目指す楽しみも、生放送ならではの試みだ。気になる第2回放送は、10月12日の19時から。ぜひリアルタイムで、彼らとの時間を楽しんでみてはいかがだろうか。(佐藤結衣)


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