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愛犬に翻弄される日々がたまらなく愛おしい!犬好きの「あるある」が詰まったコミック『犬のおしりにしかれてます。』

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2019年10月12日 15:11  ダ・ヴィンチニュース

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ダ・ヴィンチニュース

写真『犬のおしりにしかれてます。それでもつかえた11年の日々』(赤澤英子/文響社)
『犬のおしりにしかれてます。それでもつかえた11年の日々』(赤澤英子/文響社)

 猫は勝手気まま、犬は健気で従順。生き物を飼ったことがない筆者は勝手にそうイメージしていた。だが、犬と共に暮らす知人は毎日の散歩を欠かすことがなく、「あの子を置いて旅行なんかとてもとても」などと言う。犬が従順なのではなく、飼い主のほうが甲斐甲斐しく犬のご機嫌を取っているように見える。飼い主と犬の雰囲気がどことなく似ているのも、なんだか不思議だ。ひとりと1匹が並ぶとまるで家族のように同じ空気をまとっていて、人と犬との関係はこんなに密なものなのかと感心してしまう。

『犬のおしりにしかれてます。それでもつかえた11年の日々』(赤澤英子/文響社)は、イラストレーターとして活動する〈私〉と飼い犬の〈トイプ〉の何気ない日常を描くコミックだ。

 子供の頃から犬が大好きで、動物図鑑の犬のページを飽きることなく眺めていた〈私〉は、大人になってふと立ち寄ったホームセンターで運命の出会いを果たす。

…一つだけ異常にはずんでる…毛玉。
「3万円引きの毛玉」それがトイプとの出会いだった。

 基本のしつけをはじめ、教えたことをすぐに覚えてくれるかしこさがある反面、教えてもいないイタズラも多々。部屋の掃除の50%は〈トイプ〉をどける作業になり、洗濯物をたたんでいると必ずその上に乗ってくる。まさに「犬のお尻にしかれる」生活。憧れていた「ワンコのいる生活」とは少し違っていたものの、〈私〉はひとりと1匹の共同生活を大いに楽しんでいるように見える。

 散歩中にほかのワンコと飼い主に出会うと、素早く相手の飼い主にすり寄る〈トイプ〉を見て、

なんだこの「嫉妬させる恋愛テク」みたいなの。

 とその小悪魔ぶりにタジタジ。ただ従順なのではなく、かまってもらいたいという気持ちに素直にふるまう様子に、読む側も「ズルいけどかわいい!」と目を細めてしまう。獣医の診察を受けると自分のタイミングで終わらせようとし、大嫌いな歯磨きをしようとすると教えてもいないのに抱き上げにくい体勢をとる。自分がしたおならを飼い主のせいにして、困ったように逃げていく。憎めない行動の数々を読み進めるうち、筆者もすっかり〈トイプ〉の虜だ。

 いつまでも読んでいたいような日常のストーリーの中に、〈トイプ〉の細かな仕草やエピソードも見逃さない〈私〉の愛が詰まっている。それだけに、あとがきで明かされるエピソードは少し切ない。ひとりと1匹が過ごしたかけがえのない日々は、まるで犬の体温のようにいつまでも温かな余韻を残してくれた。

文=油井康子

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  • 人間は犬の召使。御飯の用意をして差し上げる。機嫌を取ってお遊びの相手をして差し上げる。散歩のお供をして差し上げる。身だしなみのお手伝いをして差し上げる。でも可愛い
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