ラグビー歴史的勝利を『ノーサイド』歌う松任谷由実が観戦 「一番大事な立ち合い人」の声も

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2019年10月14日 14:51  Techinsight Japan

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1984年に楽曲『ノーサイド』を発表していた松任谷由実(画像は『松任谷由実 Official 2019年8月30日付Instagram「New!」』のスクリーンショット)
シンガーソングライターの松任谷由実(65)が13日にSNSを更新し、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を観戦した様子を投稿した。この日の試合で初の8強入りを決めた日本代表チーム。松任谷も「ものすごい場に立ち会わせてもらえた気がする!」と大興奮しているが、松任谷にはラグビーで試合が終わり、敵味方がなくなることを意味する『ノーサイド』という楽曲があり、多くの反響が寄せられている。

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13日に横浜国際総合競技場で開催されたプールA・最終戦で日本代表チームはスコットランドと激突。21対7と日本がリードして前半を終えるも、後半はじりじりとスコットランドが追い上げる。日本も必死の守りを見せて激闘の末、28対21で日本が歴史的な勝利を収めた。この勝利により日本は4戦全勝でプールAを1位通過し、堂々の決勝トーナメント進出を決めた。日本は史上初、念願の8強入りとなる。

この試合を観戦していたのが、シンガーソングライターの大御所“ユーミン”こと松任谷由実だ。ユーミンにはラグビーを題材にした曲『ノーサイド』があるが、まさにそのノーサイド(試合終了)の瞬間であろうか、両手を突き上げて大喜びする姿をSNSで公開している。日本ラグビー史上、記念すべき試合となる一戦に「ものすごい場に立ち会わせてもらえた気がする!」と興奮しきりの様子で、客席の熱狂ぶりが伝わってくるような1枚だ。

『ノーサイド』はアルバム『NO SIDE』(1984年)に収められたタイトルチューンで、CMソングにも起用された楽曲なので聞き覚えのある人も少なくないだろう。今から約35年前にラグビーを題材にして曲を生み出していたユーミンが歴史的な試合を観戦していたことで、ファンも盛り上がっている。ユーミンの投稿には「日本の音楽界にラグビーを初めて持ち込んだレジェンドが、初の決勝トーナメント進出を決めた場にいらっしゃるとは、なんという奇遇でしょう」「日本のラグビーシーンにノーサイドは欠かせない。あなたの歌がジャパンラグビーに力を与えてくれました」「ノーサイドという言葉を何十年も前に教えてくれた」といった熱いコメントや、「おぉ〜 勝利の女神がおりましたか」「日本勝ちますわソリャ」「むしろ一番大事な立ち合い人ですよ」といった声も届いている。

また「そこでノーサイドを歌ってほしい」「閉会式でノーサイド歌って下さい!」といったリクエストも見受けられたが、ユーミンは2013年12月1日にラグビー早明戦の試合後に約5万人の観客と選手の前で『ノーサイド』を生歌唱したことがある。

日本代表チームの稲垣啓太選手は、試合後のインタビューで「先日台風によって被災した方々にラグビーで元気を取り戻していただきたい、そういう気持ちを持って今日は試合に取り組みました」と語っている。20日の準々決勝で南アフリカと対戦する日本。次の試合でもノーサイドの瞬間まで日本を勇気づける熱戦を期待したい。



画像は『松任谷由実 Official 2019年8月30日付Instagram「New!」、2019年10月13日付Instagram「ものすごい場に立ち会わせてもらえた気がする!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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