デサントとファクトリエによる共同開発プロジェクトが始動、座る時間を快適にするビジネスパンツ発売

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2019年10月14日 16:02  Fashionsnap.com

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(左から)デサントジャパンの小川典利大代表取締役社長、ライフスタイルアクセントの山田敏夫代表取締役 Image by: FASHIONSNAP.COM
デサントジャパンとメイドインジャパンの工場直結ファッションブランド「ファクトリエ(Factelier)」が、共同開発プロジェクトを始動した。第1弾として、ビジネスパンツ「"座る"を快適にするパンツ」を製作。10月14日の今日からファクトリエのECサイトで予約販売している。
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 同商品では日常の中で多くの時間を占める「座る」動作に着目し、座っている時にストレスがかかりにくいパンツを開発。プロ野球球団や企業チームの野球ユニフォームをメインに生産するデサントアパレルの村岡工場が持つ野球用ユニフォームの3Dパターンや縫製の技術を活かした独自の3Dパターンと、デサント独自の伸縮性の高い生地を採用することにより、着席時に裾が上がりづらい美しいシルエットを実現。価格は税別1万9,800円で、カラーはブラックとネイビーの2色をラインナップしている。
 ファクトリエを手掛けるライフスタイルアクセントの山田敏夫代表取締役は、今回の共同開発の経緯を「約2年前にデサントを訪れ自社の取り組みを紹介する中で、水沢ダウンのような製品を何か一緒に作ることはできないかと話をさせて頂いたことがきっかけ。村岡工場が持つ技術力に惚れ込みました」と説明。両社では第2弾商品の開発を検討しているといい、デサントジャパンの小川典利大代表取締役社長は「アパレルをはじめ日本の持つ技術力はもっと外に向けて発信していかなければいけないと思っている。我々が持っている4つの工場に限らず、ファクトリエが見つけてきた多くの工場を一緒に周りながら、ファクトリエとデサントで商品の企画開発をしていきたい」と今後の展望を話した。
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■ファクトリエ

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