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浸水で近づけず、募る不安=「自分の目で確かめたい」−台風で避難の住民・長野

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2019年10月14日 18:30  時事通信社

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時事通信社

写真家屋の被害が激しい千曲川の堤防決壊箇所付近=14日午後、長野市の穂保地区
家屋の被害が激しい千曲川の堤防決壊箇所付近=14日午後、長野市の穂保地区
 堤防が決壊した長野市穂保の千曲川周辺では、土砂などが住宅地に流れ込み、一部では浸水が続いた。容易に自宅まで近づけず、被害状況を確認できない被災者からは「早く自分の目で確認したい」との声が聞かれた。

 同市金箱の自主避難所「古里総合市民センター」に身を寄せた米沢良巳さん(82)は、堤防の様子を見に行った息子の「あと1メートルで決壊する」との声で、13日未明に妻や息子夫婦とともに慌てて避難した。自宅の被害状況を確認したくても、完全には水が引いておらず、テレビの映像でしか周辺の様子を把握できない。「まさか自分がこんな状態になるとは。なるべく早く自分の目で見て確かめたい」と不安を募らせた。

 「今後のことは考えられない」。夫や息子と避難してきたという女性(86)は、疲労感と不安を募らせた。女性は民生委員からの「車が通れるうちに避難して」との呼び掛けで、着の身着のまま避難した。手足が不自由な夫を車に乗せるので精いっぱいで、薬と保険証のほか、少しの現金だけを持って自宅を出た。

 女性は、自宅付近を確認したという孫から、屋根の一部分を残して浸水していると聞き不安を募らせる。「被害状況を確認しないことには、一歩も前に進むことができない」。女性はこれから寒さが厳しくなる季節に向け、「住む所を準備しないと」と話し、焦燥感をにじませた。 

側溝だけが残された千曲川堤防の決壊箇所付近の道路=14日午後、長野市の穂保地区
側溝だけが残された千曲川堤防の決壊箇所付近の道路=14日午後、長野市の穂保地区

このニュースに関するつぶやき

  • こういう時に、被災地の復興を願うものより上位に、自業自得というコメントがくるって、何だか…
    • イイネ!3
    • コメント 0件
  • 穂保地区の千曲川の周辺では水が完全に引くまでに1〜2週間かかると見積もられている模様。更に決壊した堤防は5年前に新設されたばかりと言うから、やっぱりダムは必要なのか!?
    • イイネ!13
    • コメント 1件

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