「下駄箱」収納を救う、100均テクニック! ダイソーのアレと突っ張り棒で「イラつき」解消!

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2019年10月14日 22:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

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「戸棚の中がグチャグチャ」「クローゼットがすぐ散らかる」「デッドスペースを活用したい」「トイレに収納がない」など、 “片付かない”ちょっとした悩みはありませんか? 収納ライターの伊藤まきが、イライラする“収納の悩み”を“簡単で安く”解決するコツを提案します!

■今週の相談者>>>M・Yさん(31歳)品川区在住

狭い下駄箱に詰め込み過ぎた靴にイラつく!

[お悩み写真.1]

 品川区で一人暮らしの会社員です。下駄箱に靴が入らず、困っています。メゾネットタイプのアパートなので、玄関を開けるとすぐ階段です。玄関の幅(約75cm)も狭いため、出入りするにも窮屈です。階段に囲まれているため、突っ張り棚も難しく収納を増やせません。ちなみに、賃貸なので穴をあけたりすることなく、簡単に解決したいです。

【伊藤まきの回答】
片付け訪問では、もったいない下駄箱の使い方をしている家が多いと感じています。「靴の断捨離」をしていない、「靴の入れ方」が不揃い、「棚板の高さ」を調整していないという理由からです。

[お悩み写真.2]

 Mさん宅も同じで、今どきのフラットヒールが多い割に「棚板の高さ」があっていません。そして、型崩れするほど詰め込んだ靴は、「関心を失ったモノ」も同然です。こうなると、シューケアも怠り劣化するだけです。まずは、下駄箱の掃除をしながら靴の見直しが必要です。

Step1: まずは[靴の断捨離]

 世界中にある靴にまつわる名言には、「地位」や「印象」を表す言葉ばかり。玄関は、お金持ちになる法則や風水とも深く密接しています。これらのジンクスから、ボロボロの靴やモノを置かないほうが良いとわかります。

 靴の「捨て時」は、1年以上履いていない、劣化しているなどの「ネガティブな印象」を持つモノから。買ったばかりでも足に合わなければ、「転売」したほうが、金運も回ります。Mさんも、10足の「断捨離」を果たせました。

[After 下段]

 下駄箱にも規格サイズがあるため、どの家も似ています。一般的には、可動型の棚板(プラスチック製)が数枚あって、下段の奥行きが深くなっています。ここに、高さのある靴を入れます。通常は揃えて入れる靴を斜めにずらすだけで、収納できる数が4足から6足にアップしました。

Step3:[棚板の高さ]を調整! 100均「突っ張り棒2本」で激変

[After 上段]

 靴に合わせて「棚板の高さ」を調整すれば、収納力が増えます。Mさん宅も棚板の調整により、最上部にスペースが空きました。ここに、「突っ張り棒2本」を設置します。今回は、ヒールが引っかかるように奥を高くしました。これで、出し入れもスムーズになります。

 マイホームなら型番を控えて、「棚板の追加購入」をオススメします。シューズケースやホルダーを増やすより、「棚板」の数を整えるほうが、使いやすい下駄箱に変わります。

[After 全体]

 すべての靴が下駄箱内に収まりました。出しっぱなしだった、シューケアグッズもダイソーのシューズボックスにまとめています。よく履く靴は、開閉しやすい扉の右側にまとめました。

玄関は「幸運の入り口」だからこそ、清潔に!

 風水に詳しくなくても、玄関は「幸運を招く“気”の入り口」と聞いたことがあると思います。同時に、災害時の逃げ道でもあるため、モノをゴチャゴチャと置かないほうが◎です。家の中で一番スッキリしたい場所だからこそ、「下駄箱収納」を定期的に見直しましょう。自分では気づかない、玄関の臭いも一新できます。

 Mさんのように、10足も「断捨離」ができればスピーディに変わります。でも、靴が処分できないという方には、こんな方法も!

[Before]

 筆者宅の下駄箱も、W77×H96cmと小さめです。[Before]では、23足の靴が収められています。余白が目立つので、ダイソーのシューズケースを使って靴の収納力をアップしてみましょう!

[After]

 使用頻度の低い靴を、ダイソーのシューズケース(W16×H9.5×D29cm)に入れて、よく履く靴だけを戻しました。[Before]の23足から、[After]の32足へと収納力がアップしました。シューズケースだけなら、40足も入ります。「高さ」を揃えれば、空間を使い切ることができます。

[まとめ]

 下駄箱の収納力アップに欠かせない100均グッズとして、「突っ張り棒」と「シューズケース」を紹介しました。もちろん、「シューズホルダー」も優秀です。とはいえ、下駄箱内の高さを奪うし、元に戻すのが面倒に思う方が多いと感じます。結果的に、よく処分するモノのひとつです。便利グッズを増やす収納は、自分の性格を考えてから選ぶようにしましょう。そして、増やすより減らすことを心がけることも忘れずに!

<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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