「ユニクロ」チャリティーイベントにグローバルアンバサダー集結、フェデラー選手は日本で13年ぶりに試合

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2019年10月15日 12:52  Fashionsnap.com

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グローバルアンバサダーらとゲストプレーヤーとしてとジョン・イズナー選手(左から2番目)の集合写真 Image by: FASHIONSNAP.COM
「ユニクロ(UNIQLO)」が、チャリティーイベント「UNIQLO Life Wear Day Tokyo」を有明コロシアムで10月14日に開催した。約8,000人が来場した会場には、同ブランドのグローバルアンバサダーでもあるロジャー・フェデラー(Roger Federer)選手、国枝慎吾選手、ゴードン・リード(Gordon Reid)選手らが登場。ゲストプレーヤーとしてジョン・イズナー(John Isner)選手も招かれ、2試合のチャリティーマッチが組まれた。

 同イベントは、ユニクロがチャリティーを行っている団体への寄付を目的に開催。会場入り口付近では、ユニクロが取り組んでいる様々なサステナブルな活動を紹介する展覧会などを通じて、ブランドコンセプト「ライフウェア(LifeWear)」のメッセージを一般に発信した。そのほか、先日リリースしたアプリ「スタイルヒント(StyleHint)」のブースを設置。今井美桜をメインヴィジュアルに起用した写真と動画を初公開した。
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 試合前にはフェデラー選手とイズナー選手、国枝選手とゴードン選手による公開練習が行われた。公開練習後の車いすテニス選手たちへのオンコートインタビューでは、司会者の「もしも叶うことがあるならば?」という質問に対し、国枝選手が「ロジャー(フェデラー)選手とテニスをしてみたい」と回答したことをきっかけに、フェデラー選手がコートに登場。その後、イズナー選手も合流し、国枝選手とフェデラー選手、イズナー選手とリード選手がペアになったミックスダブルスが急遽行われた。審判はフェデラー選手の提案により、同ブランドのグローバルアンバサダーで今回はけがのため欠場した錦織圭選手が担当。また、フェデラー・国枝ペア側にはプロスノーボーダーの平野歩夢選手、イズナー・リードペア側にはプロゴルファーのアダム・スコット(Adam Scott)選手らグローバルアンバサダーがぞれぞれベンチ入りするというサプライズも実現し、来場者は歓声を上げた。グローバルアンバサダーのテニス選手、車いすテニス選手ら4人は「全米オープン テニス 2019」と同デザインのテニスウェアを着用。素材には2020年春夏から展開予定のリサイクル素材を使った「ドライEX」が使用されている。
 この後開催されたオープニングイベントでは、フェデラー選手、錦織選手、国枝選手、ゴードン選手、スコット選手、平野選手とともに、ファーストリテイリングの柳井正代表取締役会長兼社長と、同イベントを後援した日本テニス協会の山西健一会長が登壇し、台風19号で被災した人たちに向けて黙祷を捧げた。試合では、車いすテニス男子シングルスは国枝選手とゴードン選手が対戦し国枝選手が勝利。フェデラー選手が登場した男子シングルスでは、イズナー選手が白星をあげた。
 試合後、13年ぶりに日本で試合をしたフェデラー選手は東京五輪への参加を表明。「久しぶりに日本でプレーをしましたが、会場には大観衆がいて、いかに日本人がスポーツを愛しているのかがわかるイベントだった。東京五輪でこの場所に戻ってきたいと思っている」とコメントした。
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  • フェデラーの人格者ぶりは、非常に好感が持てる。
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