強さと可憐さを併せ持つ"愛の戦士"たちを表現、「ノントーキョー」東コレ初参加でランウェイショー披露

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2019年10月15日 13:52  Fashionsnap.com

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「ノントーキョー」2020年春夏コレクションのショーより Image by: FASHIONSNAP.COM
デザイナー市毛綾乃のウィメンズブランド「ノントーキョー(NON TOKYO)」が、ブランド初のランウェイショーを「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S」のプログラム内で開催した。新作のテーマは「SOLDIER OF LOVE」。「美少女戦士セーラームーン」のテーマソング「ムーンライト伝説」をサンプリングしたBGMなどで、市毛が幼少期に憧れを抱いた"愛の戦士"たちを表現した。

 今回のショーは、パルコ(PARCO)が若手デザイナーの発掘と支援を目的に始動した新インキュベーションプロジェクト「ネクストエイジパルコ(NEXT AGE PARCO)」の一環で、ノントーキョーが東京ファッションウィークに参加するのは今回が初めて。市毛はショー開催の理由について、「もっと東京のファッションシーンを内側から盛り上げたいと思い、照明や音楽、会場全体を使ったショーというエンターテインメントの形式で発表した」と説明した。

 コレクションのインスピレーション源は、「美少女戦士セーラームーン」や「プリキュア」といったヒーローたち。ブランドが得意とするプリーツやフリル、ビジューなどの要素を用いながら、カモフラージュ柄に花柄を重ねたり、ツインテールのヘアスタイルのモデルにストリートウェアのようなオーバーサイズのトップスを着用させるなどで、強さと可憐さを融合した。
 このほか、ユーズドのスニーカーとヒールをドッキングしたショーピースのシューズや、サテン生地が艶めくビジュー付きのロンググローブ、ピンクやブルーといった鮮やかなボディーに繊細な刺繍を施したブーツ、ラメ糸を織り込んだピアスが華を添えた。また今シーズンは、リサイクル素材を使ったトレンチコートなどが登場し、ブランドの定番である複数の着方ができるウェアとともに、よりサステナブルを意識したコレクションに仕上げたという。

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