リヴァプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、ギネス世界記録を塗り替えたようだ。16日、イギリス紙『デイリー・ミラー』が報じた。
アーノルドは昨シーズン、リヴァプールの不動の右サイドバックとしての地位を確立し、チャンピオンズリーグ(CL)の優勝などに貢献した。個人にとっても、CLとイングランドサッカー選手協会(PFA)の年間ベストイレブンに選出されるなど、充実のシーズンを送った21歳だが、今回そこに新たな名誉が加わることとなったようだ。
アーノルドは昨季プレミアリーグで12アシストを記録したが、これがプレミアリーグのディフェンダーとして1シーズンに記録した最多アシスト記録として、ギネス世界記録に認定されたのだ。これを受け、本人は喜びの言葉を明かした。
「名誉に感じるよ。僕はいつも進歩して、そしてできる限り多くのチャンスを作ってチームに貢献したいと考えている」
「これはボールをゴールネットに入れてくれた仲間たちのおかげだね。なぜならフットボールはチームスポーツで、彼らがいなければこの記録を達成するのは不可能だったからさ」
ちなみに、アーノルドが塗り替える前までこの記録を保持していたのが、リヴァプールの宿敵であるエヴァートンのイングランド人DFアンディ・ヒンチクリフとレイトン・ベインズの2選手だったため、リヴァプールファンが今回の記録を喜ぶもう1つの要因だとも伝えられている。