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怠け者も大好きな米国株の「連続増配」、57年間増配のコカ・コーラなど優良銘柄をチェック!

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2019年10月16日 12:12  MONEYzine

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 「米国株」には長く安定的に配当金を支払ってくれる、ありがたい企業がたくさんあります。でも有名企業だから配当金がもらえるかというと大間違い。ラクに稼ぐをモットーにしている“20代怠け者”さんが、米国株の本当のおいしさを解説します。


■日本人の生活に欠かせない米国企業の商品・サービス


 はい、どうもこんにちは! 上本(20代怠け者)です! さっそくですが、皆さんは「アメリカの企業をパッと挙げてみて」と言われたら、何を思い浮かべますか?


 清涼飲料水のコカ・コーラ。ヘルスケア製品のジョンソン・エンド・ジョンソン。ファストフードのマクドナルドなどが、思い浮かぶ代表格でしょうか。他にもグーグルやアマゾン、フェイスブック、アップルなど、大きく成長したハイテク企業ももちろん米国企業ですよね。私たちの日常生活は、米国の有名企業が作った商品やサービスに囲まれていると言ってもいいでしょう。


 「米国株投資」に話を戻すと、これらの有名企業のほとんどが上場しており、株式を発行しています。そしてもちろん、ぼくもこれらの有名企業に投資をしています。個別の米国株に投資をしていなくても、投資信託・インデックスファンドの形で、これらの企業の株を保有しているという人も少なくありません。


 「米国株ってどんな銘柄がいいの?」と考えている人向けに、今回は米国の「有名企業」と「安定配当株」の関係について紹介していこうと思います。


■アメリカの有名企業、実は安定配当株が多数!


 連載第1回でも少し触れたように、米国の有名企業には数十年単位で安定的な配当を行っている企業が数多く存在しています。たとえば、コカ・コーラは57年間、一度も配当金を減配することなく安定配当を行っています。


 ジョンソン・エンド・アンドジョンソンも同じく57年間、マクドナルドは43年間、安定配当しています。もちろん、これらはあくまで過去の実績なので、今後も数十年にわたって100%必ず安定配当をしますよ、というものではありません。


 ただし、過去に何度かあった経済危機を乗り越えたうえでの安定配当であり、今後、再び景気後退や経済危機が発生した場合でも、可能な限り安定配当を継続してくれるだろうという安心感がある銘柄です。


■おぼえておきたいキーワード「連続増配銘柄」


 ここで皆さんにおぼえてほしいキーワードがあります。それが「連続増配銘柄」です。連続増配銘柄とは、毎年必ず配当金額を増やし続けている銘柄のことです。


 連続増配20年という記録がある銘柄の場合、1999年から現在に至るまで、毎年必ず配当金を増やし続けている、ということになります。人が生まれてから成人するまで、ずっと配当金を増やし続けているってすごいことですよね。米国株全体を見渡すと、こうした連続増配20年以上という企業は、2019年時点で171社(!)もあります。


 ここで重要なのは「連続増配銘柄=安定配当銘柄」でもあるという点です。毎年必ず配当金を増やし続けてきたということは、その期間は配当金を減らすことなく、安定的に支払ってきた実績があるということ。こうした連続増配の記録を持っている銘柄のほとんどは、安定的な企業運営と基盤を行っている大企業です。


 そうした企業の中には、コカ・コーラやマクドナルドといった日本でもなじみのある有名企業もあれば、名前を聞いたこともないような地味な大企業も存在します。そうした銘柄に投資をすることで、「自分も安定的な配当金という不労所得を得ていこう」というのが、ぼくが連続増配銘柄に注目している理由のひとつです。


■連続増配の本当のうまみを知る


 また、「連続増配」ということは、その期間はずっと配当利回りが上昇し続けているということを指します。たとえば、ある銘柄を10年前に購入していたとします。購入時の株価50ドルで、その当時の年間配当金が2ドルだった場合、この購入時点の配当利回りは4.0%になります。


 この銘柄が毎年0.05ドルずつ増配方針だった場合、購入してから2年目の配当金は2.05ドルになり、3年目は2.1ドル…というように、安定的に配当されつつ、配当金額も増えていきます。


 そうなると、10年目の配当金は2.45ドルとなり、購入価格50ドルと合わせて利回りを計算すると4.9%と、購入時より1%近く配当利回りが大きくなって運用できている、ということになりますね。


■57年間も連続増配!「コカ・コーラの場合」


 さきほどの計算は、あくまで皮算用の数字ですが、「購入後に利回りが少しずつ増えていく」現象は連続増配銘柄なら実際に起きることです。ここで再び、皆さんがイメージしやすいであろうコカ・コーラ(ティッカー:KO)を例に、10年で利回りがどのように増えたかをチェックしてみましょう!


 すでにお話した通り、コカ・コーラは57年間の連続増配銘柄で、1963年から増配を継続しています。1963年当時、日本は昭和38年で、鉄腕アトムのアニメが放送されたり、ケネディ大統領が暗殺された年でもあります。当然、ぼくはまだ生まれていません(笑)。


 そんな時代から、コカ・コーラ株は毎年安定的に配当しつつ、そして配当金を少しずつながらも増やしてきたのです。


 さて、もう少し期間を短くして10年前の2009年にコカ・コーラ株を購入した場合を想定して、当時の配当利回りと、現在の配当利回りがどうなっているのかを見てみましょう。2009年9月のコカ・コーラ株の株価と年間配当金、配当利回りは以下の通りでした。


・株価:26.85ドル

・年間配当金:0.82ドル (2009年)

・配当利回り:3.1%


 当時の利回りとしては3.1%程度です。2019年現在のコカ・コーラ株の利回りも3%ぐらいですので、当時も今も購入時の利回りはほぼ同じだったということになります。2009年以降、コカ・コーラ株は年平均7.4%の割合で、配当金の増配を続けています。当時購入した株を2019年現在も保有していた場合、当時購入した株の配当利回りはどうなっているでしょうか。まとめたグラフはこちらになります。


・株価:26.85ドル (当時価格)

・年間配当金:1.56ドル (2018年)

・配当利回り:5.8%


 このように10年間で配当金はほぼ2倍に、そして配当利回りは6%近い運用ができているということになります。毎年配当利回りが高まっていくことによって、株を保有していることの魅力が年々増していく。銘柄によって多少の差はありますが、これが連続増配銘柄のおいしいところと言えるでしょう。


■「有名かどうか」よりも「連続増配記録」に注目!


 最後にひとつ付け加えておきたいのは、「必ずしも有名企業=連続増配銘柄ではない」ということです。


 たとえば、ハイテク銘柄であり株価も著しく成長を遂げているグーグル(GOOGL)や、フェイスブック(FB)などは、上場してから現在(2019年9月時点)にかけて、一度も配当金を出していません。また、同じくハイテク銘柄のインテル(INTC)の増配記録は5年間で、2014年は増配をしていません(かろうじて、減配は免れています)。


 これは、企業の配当金支払いのポリシーによる違いです。配当金を支払わない代わりに、事業に投資して企業の成長を重視する方針としている銘柄もあります。これは、新興のハイテク企業に多く見られます。それに対し、すでに安定した世界的な事業基盤を確立している企業は、大きな成長よりも株主への還元と安定的な資金調達をポリシーに掲げ、実際に連続増配という記録が証明するように、安定配当を続けるようになっています。


 安定配当を目指すのであれば、企業の知名度だけでなく配当金の実績とポリシーをしっかり確認したうえで、投資するかどうかを決めるのが望ましいです。どの企業に投資するかを考えるときのシンプルな見分け方として「連続増配記録」は、わかりやすい指標になります。


 以上、ご参考までに!

 それでは!

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