新人デザイナーファッション大賞アマ部門、大賞はエスモードジャポン田村奈々「女性のための女性服」

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2019年10月16日 15:42  Fashionsnap.com

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大賞を受賞した田村奈々 Image by: FASHIONSNAP.COM
「2018 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」のアマチュア部門最終審査結果発表ショーとプロ部門のジョイントショーが10月16日の今日、渋谷ヒカリエで開催された。アマチュア部門ではエスモードジャポンの田村奈々が大賞を受賞。賞状および賞金100万円が送られた。プロ部門からは「ベース マーク(BASE MARK)」など4ブランドがショーを行い、「ポートヴェル(PORTVEL)」のデザイナー濱田博昭が東京都知事賞を受賞した。
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 「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」は世界で活躍する若手デザイナーの輩出を目指し、1984年に創設されたファッションコンテスト。今回のアマチュア部門では5,829点の応募があり、その中から24人が最終審査にノミネートされた。
 大賞を受賞した田村奈々は、「女性のための女性服」をテーマに、女性の体の美しさを表現したというアシンメトリーなドレスを製作。登壇した東京新人デザイナーファッション大賞事務局の山地保は大賞作品について、「田村さんの女性としての考え方がシンプル洋服の中に表現されていて、素晴らしい」と評価した。なお、賞状と賞金30万円が贈られる優秀賞にはShih Chien Universityのヤンウェイ ヅン(Yan-Wei Tseng)、賞状と賞金10万円が贈られる秀作賞にはShih Chien Universityのヤチン リー(Yachin Lee)とチャーハン シェイ(Chia-Han Hsieh)、名古屋モード学園の山田琢也、大阪モード学園の梅原理央磨、Kookmin Universityのスンミン ユーの5人が選ばれた。
 プロ部門のショーでは、ポートヴェルとベース マーク、「メアグラーティア(meagratia)」「ピーイーオーティーダブリューエージー(P.E.O.T.W AG)」の4ブランドがコレクションを発表。審査員から最高得点を獲得し、東京都知事賞を受賞したポートヴェルの濱田は「このような賞がもらえて大変光栄です。ブランドがより良い方向へ向かうよう精進していきます」と意気込みを語った。
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