11月には初の直営店出店も、「チノ」20年春夏はココ・シャネルのエッセンスをコンテンポラリーに

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2019年10月17日 01:51  Fashionsnap.com

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「チノ」2020年春夏コレクションのランウェイショーより Image by: FASHIONSNAP.COM
茅野誉之が手掛ける「チノ(CINOH)」が、メンズ、ウィメンズの合同ショーを「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S」期間中に開催した。2度目となるショー開催の理由について茅野は「"チノのショーがどういうものなのか"を発信する為には継続が必要だと考えた」と説明。11月22日には「渋谷パルコ(PARCO)」にブランド初の直営店をオープンするなど、順調にビジネス拡大を進めている。

 今シーズンの着想源は、セーラーやバスクシャツといったマリンアイテムと、ココ・シャネル(Coco Chanel)のモノトーンとパール使いによるフレンチシックなスタイル。ホワイト、ブルー、レッドのトリコロールカラーをキーカラーとし、ハンドプリントを施したスカーフや、ポンチョ、ブルゾンといったアイテムがコーディネートに組み込まれた。

 ホワイトやネイビー、ペールグレーのワントーンで統一されたクリーンなルックでは、リネンや透け感があるキュプラシャンブレー、光沢感を備えたツイルなど、テクスチャーでコントラストを表現。また、メンズライクでシックなジャケットやベスト、シャツに大粒のパールのパーツを施すことで、チノらしいコンテンポラリーなスタイルにアクセントを加えた。このほか、マドラスチェックやグレンチェック、水彩画のようなタッチの後染めのグラフィックがコレクションを彩った。

■CINOH:2020年春夏コレクション全ルック■ファッションウィークの最新情報:特設サイト
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