《埼玉・朝霞》72歳の母親が48歳の娘を絞殺、他人事とは思えない「犯行動機」

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2019年10月17日 05:00  週刊女性PRIME

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捜査中の現場のマンション。ブルーシートに覆われ

「お母さんは3年ほど前、自治会の理事で会計を務めていまして、実にしっかりとした方だったのに……」

 と容疑者と同じマンションの男性は肩を落とす。

 事件は10月6日、日曜日の朝、埼玉県朝霞市の閑寂な住宅街にあるマンションで起きた。

 午前9時15分ごろ同県警朝霞署に、「娘を殺してしまった」と110番通報があった。通報したのは、マンションに住む無職の勝間田妙子容疑者(72)本人からだ。

笑顔を見たことがない

 大手新聞社の社会部記者が次のように説明する。

「捜査員が駆けつけると、マンションの室内で容疑者の娘で長女の智子さん(48)が仰向けに倒れているのを発見。容疑者はひも状のもので首を絞めて殺害したようです。智子さんは母親より若くて身体も大きいので、おそらくは寝ていたところを襲われたんだと思いますけどね」

 殺人の疑いで逮捕された容疑者は容疑を認め、殺害の動機について、

「私が娘よりも先に死ぬので、娘をひとりにさせられないと思った」

 と供述している。

 別のマンションの住人はこう証言する。

「年齢は報道で知ったんですが、それよりずっと若く見えましたね。すらりと身長が高くて、ほっそりした方でしたけれども、確か未婚だったと思いますよ。毎朝8時半ころに駅のほうに歩いて行くので、お勤めされていたんだと思いますけど」

「ただ」と言いよどんで、住人は続ける。

「ちょっと見ただけではわからないですが、ずっとうつむいたままで歩いているんです。笑った顔も一度も見たことないし、マンションでほかの住人と会話している姿も一度も見かけたことがないんです。内向的というか、うつのような雰囲気もありました」

 今年になって1度だけ、周辺で犬を散歩させている姿を見かけたことがあり「ああ、こういうこともするんだ」と思ったという。

 マンションの別の住人は、

「未婚ということと、そうした病気を不憫だと案じての犯行だったのかもしれませんね。とはいっても、お母さん自身がまだ若いのですから、それほど将来のことを案じなくてもと思いますけどね」

 と語る。

 容疑者と智子さんが、このマンションに住むようになったのは、11年ほど前から。登記簿上は、約57平方メートルのマンションを1600万円ほどで一括購入しているので、貧困家庭というわけではないようだ。

2人きりになった母娘

 それ以前に住んでいた東京都羽村市を訪ねてみると――。

「2歳上に長男がいて、下に妹さんがいました。長男も次女も結婚されていて、すでに家を出られていますよ。智子さんは大人しい印象はありましたけど……」

 と近所の人が証言する。

 そのころ、勝間田家はその土地の周辺では裕福な家だった。50年近く前は木造の一戸建てで、一家が3階に住み、1階と2階はアパートで、その家賃収入を得ていた。

 およそ35年前に、いまのアパートに建て替えて、1、2階はワンルームが5部屋ずつあって、同様に家賃収入があった。

「それだけではなくて、当時、旦那さんは工場を持っていて、従業員も数人はいましたから、それは裕福でしたよ。だから、3人の子どもさんはすべて大学へ入れていました。妙子さんは賢くて、子ども思いで優しくて、しっかり者。旦那さんが仕事で忙しかったので、子どもたちもほとんどひとりで育てたようなものです」(先の近所の主婦)

 ところが、約30年前、夫に不倫問題が発覚したという。

「外に女をこさえちゃってね。それが理由で離婚されたんです。その際に、自分の名義だったマンションや土地を、すべて奥さまに贈与したようです」

 やがて長男と次女が独立して、2人きりになった母娘。

 羽村のマンションと土地を売却して、朝霞へと移り住んだ。その朝霞での生活は、わずか10年余りで幕を閉じることに。財産も尽きてしまったのだろうかーー。

「もしかしたらお母さんが大病を煩ってしまってしまい、老い先が長くないと悲観したのかもしれませんね」

 と先のマンションの主婦は想像する。

 容疑者は、自分の子どもたちや知人などにSOSを発すことはできなかったのだろうか。社交性があったというだけに、残念な結果となってしまった……。

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  • >他人事とは思えない「犯行動機」 ←証言が赤の他人である「マンションの住人」とやらの勝手な想像ばかりで、他人事としか思えないんだが?
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