MotoGP:2021年シーズンはグランプリ開催数の増加によりオフシーズンテストが大幅減少

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2019年10月17日 07:01  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は、グランプリコミッションが、ロードレース世界選手権MotoGPクラスのテスト制限に関して協議を行い、2021年シーズンのテスト日程を決定したと発表した。

 この決定で、テスト日程の制限に関するレギュレーションが変更され、年間のグランプリ開催数が追加されたことを考慮し2021年シーズン開幕前のオフィシャルテストが3度から2度に減少することなどが発表された。

 レースが増加し、テスト日数を減少させることで、ライダーやチームスタッフの仕事量の負担を考慮しての決定であるが、開幕前に行えるマシン開発の場が減少することに変わりはない。

 また、2020年の最終戦バレンシアGP後と、2021年開幕戦カタールGP前のテストの2度のテストのキャンセルをチーム側にも提案し合意に至ったという。

 この提案はグランプリコミッションにより承認され、2019年11月に開催される最終戦バレンシアGP後の2020年シーズンから規則が有効となる。

 2020年シーズンにおいては、チェコGP後の1日間のブルノテストにかわり、フィンランドGPの開催地である建設中のキュミリングで2日間テストが行われる予定だ。しかし、テストチームのみの参加となるため、レギュラーライダーにとってはインシーズンテストの機会が1度減ることとなる。

 2021年シーズンは、カレンダーにインドネシアGPが加わった場合は、開催地のロンボクで3日間のプレシーズンテストが実施される。そのほかにもインシーズンテストがあり、決勝日翌日にワンデーテストを2度開催する予定だ。

 現時点では最終戦バレンシアGP後と、開幕戦カタールGP前のテストが省かれる予定である。

 以下、MotoGPシーズンオフテスト日程

■2020年シーズン(2019年11月18日以降)
MotoGPクラスScheduleバレンシア2019年11月19日〜20日ヘレス2019年11月25日〜26日セパン2020年2月2日〜4日セパン2020年2月7日〜9日カタール2020年2月22日〜24日ヘレス2020年5月4日バルセロナ2020年6月8日キュミリング2020年6月15日〜16日ミサノ2020年9月15日〜16日

■2021年シーズン(2019年11月16日以降)
MotoGPクラスScheduleヘレス2020年11月19日〜20日セパン2021年2月1日〜3日セパン2021年2月6日〜8日

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