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“一発”に期待!大学・社会人“野手”のドラフト候補たち

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2019年10月17日 10:40  ベースボールキング

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ベースボールキング

写真上位指名が予想される東海大・海野隆司捕手
上位指名が予想される東海大・海野隆司捕手
◆ 注目の大卒捕手たち

 今月17日に行われる『プロ野球ドラフト会議』。今年も多くの選手が注目を集めているが、ここでは「カテゴリー」や「タイプ別」に候補選手を紹介してきた。最終回となる今回は、意外と忘れられがち、でも結構活躍している大学・社会人野手のドラフト候補たちだ。

 大学生・社会人の野手で上位指名の可能性が最も高いと見られているのが、海野隆司(東海大・捕手)と佐藤都志也(東洋大・捕手)の大学生キャッチャー2人だ。海野は2年夏、佐藤は3年夏に正捕手として甲子園にも出場しているが(佐藤は2年夏も控え選手として出場)、当時は上位候補という感じではなく、ともに大学で大きく成長した。

 先に活躍を見せたのは佐藤。2年春に打撃を生かして一塁の定位置をつかみ、いきなり首位打者に輝いている。海野も同じシーズンに捕手としてレギュラーとなるが、打率は1割台と低迷し、秋には控えに戻っている。2人とも正捕手となったのは3年春から。

 海野は圧倒的なスローイングでチームの中心となり、課題の打撃も年々向上。今年の春まで3季連続で打率3割もクリアしている。佐藤も上茶谷大河(DeNA)、甲斐野央(ソフトバンク)、梅津晃大(中日)の150キロトリオのボールを受けてディフェンス面が大きく成長。今年の春には捕手として初のベストナインに輝いた。

 守備なら海野、打撃なら佐藤に分があるが、ともにプロでも正捕手を狙える素材であることは間違いない。また郡司裕也(慶応大)もプレーの凄みは2人には劣るものの実績と経験は申し分ないだけに、捕手が欲しい球団にとっては上位に浮上してくることも考えられるだろう。

▼ 海野隆司(うみの・たかし)
<捕 手/関西高(岡山)−東海大>
身長/体重:172僉78Kg
投打:右投げ右打ち

▼ 佐藤都志也(さとう・としや)
<捕 手/聖光学院高(福島)−東洋大>
身長/体重:181僉83Kg
投打:右投げ左打ち

▼ 郡司裕也(ぐんじ・ゆうや)
<捕 手/仙台育英高(宮城)−慶応義塾大>
身長/体重:180僉83Kg
投打:右投げ右打ち


◆ 右投げ左打ちのヒットメーカーたち

 他のポジションでは「リードオフマン」タイプの選手が目立つ。大学生では高部瑛斗(国士舘大/外野手)、柳町達(慶応大/外野手)、宇草孔基(法政大/外野手)の外野手3人、社会人では小深田大翔(大阪ガス・遊撃手)が有力候補だ。

 高部は東都二部ながら通算120本以上のヒットを放っているヒットメーカー。強肩と俊足も兼ね備え、総合力ではナンバーワンと言える。柳町も東京六大学で通算100安打を達成。力強さはやや物足りないが、ミートのセンスはさすが。宇草は持ち味のスピードに今年になってパワーがついてきた。大型でダイナミックなベースランニングは迫力十分だ。3人ともこの秋は不調だが、残してきた実績が申し分ないだけにプロ側も指名しやすいだろう。

 小深田も小柄ながら抜群のスピードとミート力が光る。昨年の都市対抗ではルーキーながら一発も放ち、新人賞に当たる若獅子賞も受賞した。内野ならどこでも守れる器用さも売り。また、このタイプで面白いのが独立リーグの加藤壮太(BCリーグ武蔵・外野手)。大型でスピードがあり、今年は長打力がついたところも見せた。高卒3年目という若さも魅力だ。

▼ 高部瑛斗(たかべ・あきと)
<外野手/東海大甲府高(山梨)−国士舘大>
身長/体重:177僉70Kg
投打:右投げ左打ち

▼ 柳町 達(やなぎまち・たつる)
<外野手/慶応義塾高(神奈川)−慶応大>
身長/体重:180僉72Kg
投打:右投げ左打ち

▼ 宇草孔基(うぐさ・こうき)
<外野手/常総学院高(茨城)−法政大>
身長/体重:185僉83Kg
投打:右投げ左打ち

▼ 小深田大翔(こぶかた・ひろと)
<外野手/神戸国際大付高(兵庫)−近畿大−大阪ガス>
身長/体重:168僉67Kg
投打:右投げ左打ち


◆ 大砲候補は…

 数少ない大砲候補では、片山勢三(パナソニック/一塁手)を推したい。体重100kgを超える巨漢の右打者で、同じく社会人出身の井上晴哉(ロッテ)と比較されることが多いが、ドラフト解禁時点における“飛ばす力”という部分では片山の方が上ではないだろうか。力任せでなくスイングに柔らかさとキレがあり、巨漢でもしっかり引っ張れるのが持ち味。今年は厳しいマークにあって調子を落としているが、長打力不足のチームにはぜひ狙ってもらいたい。

 大学生では加藤雅樹(早稲田大)と山田知輝(東洋大)が大型野手として面白い。加藤は2年春にいきなり首位打者を獲得し、東京六大学通算で9本塁打の実績を誇る。山田は下級生の頃は投手として出場しており、野手に専念したのは3年時からだが、レギュラーに定着した今年の春にいきなり5本塁打を放つ活躍を見せた。ともに調子の波は大きいが、大型で長打力があるのは大きな魅力である。

▼ 片山勢三(かたやま・せいぞう)
<外野手/門司学園高(福岡)−九州共立大−パナソニック>
身長/体重:176僉105Kg
投打:右投げ右打ち

▼ 加藤雅樹(かとう・まさき)
<外野手/早稲田実高(東京)−早稲田大>
身長/体重:185僉85Kg
投打:右投げ左打ち

▼ 山田知輝(やまだ・ともき)
<外野手/桐生第一高(群馬)−東洋大>
身長/体重:185僉85Kg
投打:右投げ左打ち


 そして、忘れてはならないのが勝俣翔貴(国際武道大/三塁手)だ。高校時代にはU-18W杯で中軸として活躍し、大学でも不動のレギュラーとしてこの春にはリーグ戦通算100安打を達成している。プロでは中距離打者の部類に入りそうだが、広角に長打を打てるバッティング大きな魅力。強打のサードは需要が高いだけに、狙っている球団も多いだろう。

 最後に紹介したいのが一芸名人の金子莉久(白鷗大/外野手)だ。165cmと小柄ながら、そのスピードは圧倒的で、春までにリーグ戦出場84試合で54盗塁をマークしている。年々打撃に力がついてきているのもプラス要因。足のスペシャリストとして狙うには十分な存在だ。

▼ 勝俣翔貴(かつまた・しょうき)
<外野手/東海大菅生高(神奈川)−国際武道大>
身長/体重:177僉78Kg
投打:右投げ左打ち

▼ 金子莉久(かねこ・りく)
<外野手/国学院栃木高(栃木)−白鷗大>
身長/体重:165僉65Kg
投打:右投げ左打ち


文=西尾典文(にしお・のりふみ)

このニュースに関するつぶやき

  • 高校生もそうだが、ごとしは指名漏れが多い予感がする。
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  • 今年は野手少ないねえ https://mixi.at/agpxyob
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