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<ドラフト>163キロ佐々木「20勝できる」とライバル校前監督

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2019年10月17日 18:55  AERA dot.

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写真ロッテが交渉権を獲得した佐々木朗希(c)朝日新聞社
ロッテが交渉権を獲得した佐々木朗希(c)朝日新聞社
 井口資仁監督が満面の笑みで右こぶしを突き上げた瞬間、静まり返っていた会場は大きなどよめきに包まれた。

【図】各球団の1巡目、交渉権獲得選手はこちら

 プロ野球新人選択会議(ドラフト)が10月17日、都内で開催された。4月の高校日本代表合宿で163キロを記録し、複数球団からの1位指名が確実視された今年のドラフトの目玉・佐々木朗希(岩手・大船渡)は4球団が競合した結果、千葉ロッテマリーンズが交渉権を獲得した。昨年の北海道日本ハムファイターズの吉田輝星に続き2年連続で公立高校からの1位指名投手の誕生となった。

 佐々木の1位指名で競合したのは、指名順に日本ハム、ロッテ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズの4球団。それぞれ石井一久GMや辻発彦監督らが抽選に臨んだ。緊迫した雰囲気の中、「交渉権」を引き当てた井口監督からガッツポーズが飛び出すと、会場は拍手で沸いた。

「プレッシャーはありましたけど、引き当てれてよかった。映像を見て、けた外れにすごい投手だと感じていますし、世界に羽ばたける投手だと思っています。球団のなかで(育成の)プランは決まっているので、しっかり育てていきたい」(井口監督)

 喜びの声は地元からも上がった。花巻東とともに岩手県で2強を形成する盛岡大付の沢田真一前監督は「活躍して、岩手の子どもたちに夢を与えてほしい」とエールを送った。

「直球に力があるのは間違いない。大学卒業にあたる22歳くらいまでにはシーズン20勝ができる投手になれると思う。岩手からは菊池雄星くんや大谷翔平くんというお手本になる選手がいる。彼らのように活躍して、大船渡や岩手のスターになってほしい」

 実力は折り紙つきながら、思わぬところで話題を集めることもあった佐々木。夏の岩手大会決勝では、故障を回避するために登板しないままチームは敗退。その起用法について議論を呼んだ。野球評論家の張本勲氏がテレビ番組内で「絶対、投げさせるべき」などと“喝”を入れたことに対し、ネット上に批判コメントが殺到した。

「大船渡の国保陽平監督は苦渋の決断だったと思いますが、プロでの今後を考えれば万全の状態で入団できるのは大きい。高校野球で酷使され、身体にメスを入れて大学や社会人野球に進む選手を何人も見てきました。ここまで育て上げた国保監督の功績は大きい」(沢田前監督)

 佐々木との交渉権を獲得したロッテは、今シーズン4位で、2005年以来、リーグ優勝から遠ざかっている。投手陣では2桁勝利を挙げた投手がいなかったものの、種市篤暉や岩下大輝ら高卒の若手が台頭してきている。佐々木にもチャンスがありそうだ。

「一年間ケガをしなければ、先発で8勝くらい狙えると思います。チームには同じ東北から高卒で入団した種市くんもいる。彼らから学んでほしい」(沢田前監督)

 佐々木は会見で緊張した面持ちで意気込みを語った。

「ここがスタートラインだと思う。(ロッテは)12球団でいちばん応援がすごい。期待に応えられるように頑張りたい」

 今後は球団との入団交渉が始まる。プロ入り後も、佐々木への注目は続きそうだ。(AERA dot.編集部/井上啓太)

このニュースに関するつぶやき

  • コイツは故障が多いから大成しないと思うよ。早晩肩やひじをブッ壊して終わりだ。
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  • マメの癖が治るといいんだけどね
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