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人や環境に優しい存在へ――Googleデザイン担当者が語る「Pixel 4」「Nest Mini」のデザイン

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2019年10月17日 21:22  ITmedia Mobile

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写真Googleのアイヴィ・ロス氏
Googleのアイヴィ・ロス氏

 Googleは10月16日、日本市場におけるハードウェアの新製品発表会を開催。スマートフォン「Pixel 4」「Pixel 4 XL」やスマートスピーカー「Nest Mini」などが披露された。



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 10月17日、Googleでハードウェア製品のデザインを統括するアイヴィ・ロス (Ivy Ross) 氏とPixel 4を中心とするハードウェア製品のデザインを担当するマックス・ヨシモト(Max Yoshimoto)氏が来日。同社の日本法人であるグーグルが新製品のデザインに関する説明会を開催した。



●人に寄り添いつつも見た目でGoogle製品だと分かる大胆なデザイン



 ロス氏は、Google製品のデザイン全般において、「人(human)」「楽観的(optimistic)」「大胆(daring)」の3つを大切にしていると話す。



 例えばPixel 4であれば、ポケットに入れても、手に持っても誰もが心地良いと感じられる形状に仕上げているという。ロス氏はプレゼン中に「製品を手にした時の心地よさ」を何度も強調した。



 楽観的という点では、ポップなカラーを積極的に採用したり、ボタンにも丸みを持たせたりしていることを具体例として挙げる。



 そして大胆という点では、VRゴーグル「Daydream View」でプラスチック素材を使わずに、ファブリックを使用したことを例として挙げる。



 人に寄り添いながらも見た目でGoogle製品だと分かる――そのようにデザインしているということだ。



●日本的なモノにインスパイアされたPixel 4



 説明会では、Pixel 4のデザインに関する説明に時間が割かれた。



 Pixel 4といえば、パッと見で他のスマホと異なる「Oh So Orange」というカラーがある。このことについて、ヨシモト氏は「色については、毎シーズンのトレンドを重視している。最近ではポップな色が流行っているので、スカイブルーやオレンジのような落ち着く色合いでありながらポップなトーンの色を採用した」と話す。



 Pixel 4のデザインでもう1つ重要なポイントが、アウトカメラとその周辺部。ヨシモト氏によると「2つのカメラを1つの四角いフレームに収めるように工夫した」という。



 デザインチームでは、この部分を「ピクセルスクエア」と呼んでいるそうだ。この真四角は、日本の畳や障子などからインスパイア(着想)を受けてデザインしたという



 「Pixel 3」よりも多くのカメラを搭載したいというエンジニアからの要望を踏まえて、増えたカメラのレンズだけが強調されないように工夫もしたという。



 ヨシモト氏は、「Pixel 4こそ、人間味のある楽観的なデザインを体現できている」という。「フレッシュで楽観的なカラーを採用しながら、角をそぎ落とし、フォルムを持たせることで、手に持った時に心地よいと感じられる形だ」(ヨシモト氏)。



●色や形状にこだわったPixel Buds(第2世代)



 Pixel 4の他にも、色や形にこだわっている製品として「Pixel Buds(第2世代)」が取り上げられた。



 ロス氏によると、まず耳にフィットするように丸い形状を採用したとのこと。そこから、耳からひもが垂れ下がって不格好に見えないように、初代の有線イヤフォンから、完全ワイヤレスイヤフォンへと進化させたという。



 Pixel Buds(第2世代)は専用ケースに収納すると充電できる仕組みだ。ロス氏は「専用の充電ケースに石のようなフォルムを持たせ、手に収まる形状に仕上げた」と話る。



 またイヤピースは耳を密閉しながらでも、ある程度は外音を取り込めるような形状としていることも明かした。



●再生可能エネルギーを利用し人や環境に優しく



 説明会では、Googleが人だけでなく環境にも配慮されていることも強調された。



 壁掛けに対応したスマートスピーカー「Google Nest Mini」は100%再生プラスチックを用いて製造されている。ロス氏は「これまで海に投棄された空きボトルなどを再利用し、ニットのように細かく編み込んでいる」と説明する。



 また、Googleではハードウェア製品の他にも、同社のオフィスやデータセンターなどの施設で消費される電力を、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電でまかなっている。再生可能エネルギーに関しては、つい先日1億5000万ドルの追加投資を行うと発表しており、製品作りそのものだけでなく、環境への配慮についても積極的な姿勢を見せた。


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