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「前を向き、作品つくる」=喪失感抱え、懸命に−一命取り留めた社員・京アニ放火

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2019年10月18日 07:31  時事通信社

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時事通信社

写真「京都アニメーション」第1スタジオ近くに設けられた献花台に手向けられた色紙やイラスト=8月18日、京都市伏見区
「京都アニメーション」第1スタジオ近くに設けられた献花台に手向けられた色紙やイラスト=8月18日、京都市伏見区
 京都アニメーションの第1スタジオ(京都市伏見区)で36人が犠牲になった放火殺人事件で、現場から脱出し、打撲を受けたが一命を取り留めた男性社員は、仕事に復帰して2カ月以上が経過した。「前を向き、新しい作品をつくる」。心に傷を抱えながらも同僚と共に懸命にアニメ制作に取り組んでいる。

 男性は事件当日、スタジオの2階で背景画を描いていた。「火事だ!」。叫ぶ声が聞こえ、真っ黒な煙が2階に充満。決死の思いでベランダから飛び降りた。その後、病院に運ばれ、軽傷と診断された。

 事件は制作の中心を担っていたベテランや未来ある若手の命を奪い、多くの負傷者を出した。職場で事件について話すことは少なく、「みな平静を装い、普通に仕事をしようと努力している」と打ち明ける。

 「なぜ、こんな目に遭わなければならなかったのか」。事実が明らかになるにつれ、男性はやりきれなさを感じている。「くさびを打ち込まれたような感覚。(心の傷は)一生治らないと思う」と胸の内を明かした。

 仲間を亡くした喪失感を抱えながらも仕事を続けるのは、絵を描く場所を与えてくれた会社に恩返しをしたいから。新たな作品を心待ちにし、喜んでくれるファンの期待に応えることがやりがいになっているといい、「頑張って作品をつくるので、楽しみにしてほしい」と力を込める。

 殺人容疑などで逮捕状が出ている青葉真司容疑者(41)=さいたま市見沼区=は、全身にやけどを負ったが、リハビリを始められるまでに回復した。ただ、逮捕にはなお時間がかかる見通しだ。「早く元気になって、全部話してほしい」。男性は同容疑者が事実を明らかにした上で、法の下で裁かれることを望んでいる。 

このニュースに関するつぶやき

  • あれ?100億%先生は当初、ほとんどのスタッフが復帰することはないと言ってた気がするぞ。
    • イイネ!6
    • コメント 14件
  • 喪失感を埋める為に仕事に打ち込んでるのかもしれませんね・・・。目の前に同じような方がいたら、かける言葉が見つからないと思います。 https://mixi.at/agqdlzH
    • イイネ!22
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