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山田哲人は今オフにメジャー挑戦する? メジャースカウトが見る可能性と報告レポート

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2019年10月18日 16:00  AERA dot.

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写真ヤクルト・山田哲人 (c)朝日新聞社
ヤクルト・山田哲人 (c)朝日新聞社
 前人未踏となる3度のトリプルスリーを達成し、日本を代表する選手に成長を遂げたヤクルトの山田哲人。プロ入りした当時は履正社(大阪)の先輩、T−岡田(オリックス)がブレークしていた時期とあって、続けとばかりにファンの間では「T−山田」と呼ばれていた時期もあったが、今やその立場も完全に逆転した。

【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手!

 本塁打王1回、盗塁王3回、最多安打1回、最高出塁率1回、ベストナイン4回。走・攻・守のすべてにおいてNPBで結果を残している。十分すぎる実績であり、国内屈指のスター選手へと変貌を遂げた。

 このまま行けば、2020年中に国内FA権を獲得するため、今後の去就には注目が集まっている。所属先のヤクルトが低迷していることもあり、2019年オフのポスティング移籍直訴も視野に入れている、という話も聞こえてくるが、メジャーリーグの在日スカウトはどう見ているのか。

「当面の最大目標は20年の東京五輪出場、メダル獲得ということを公言しています。19年オフのポスティング移籍はない、と見て間違いないでしょう。しかし、その後はわからない。国内球団への移籍を含めて進路を考えていると思いますし、われわれも調査は継続しています」

 では、五輪が終わった後、満を持してメジャーリーグに挑戦したとして、「Mr.トリプルスリー」はベースボールの本場で日本のように活躍できるのだろうか。

「素材としては超一級品で、もちろん高校時代から注目していました。ただ、身体が細かったので日本向きの選手という判断でした。松井秀喜などを見てもわかるように、メジャーでチームの柱になるには、身体もある程度大きく、パワーが必要で、山田に足りないのは明白です。NPBで結果を残した松井稼頭央や岩村明憲でも、突出した成績は残せませんでした。イチローは技術が別格で、比較対象にはならないでしょう。山田の場合、向こうではつなぎ役、バイプレイヤー役を求められるはずです」

「走塁、スピードに関してはまったく問題ない。盗塁に関してもメジャー、とくに中南米系の独特な投球フォームに慣れれば、現在と変わらない数はできるはずです。守備は二遊間の打球に対して不安がありますが、近年のメジャーではデータによって極端な守備シフトを敷く。あらかじめ各自の守備範囲を狭めて対応しているから、現状の力でも十分やっていけると思います」

 最大のウリであるはずのバッディングの方はどうなのか。評論家筋を中心に、足を上げて勢いで打つ日本式のスタイルには不安の声もあるが……。

「やはり、今のままでは苦労するでしょう。言われている通り、投球フォームのリズムが日本と向こうでは異なります。大谷翔平やイチローも対応するために、すり足に近い形でタイミングを取るようにしましたよね。足を上げるスタイルだと遅れて差し込まれてしまう。また、反応が遅くなるので、手元で動く球への対応も厳しくなる。メジャーに合わせてアジャストできなければ、NPB時代のような成績は残せないのではないかと思います」

 メジャーの在日スカウトというのは、その選手が渡米した際の予測成績もリポートとして球団に提出する。それでは19年現在、山田がメジャー挑戦した場合、どう報告するのかシミュレーションしてみた。

「打率は2割7分前後で、本塁打は15〜20本くらい。NPBでは常に3割30本塁打を打ってきたが、やはり数字は下がるはずです。ただ、その分は四球を選ぶことで出塁率を上げればいい。守備と走塁に関してはそこまで苦労しないと思うので、ストライクゾーンへの対応がカギになるはず。年齢的にも30歳手前でアスリートとして脂の乗っている時期なので、メジャー挑戦して欲しいというのが個人的な思いではありますが……」

 これまでのようにトリプルスリーは望めないだろうが、メジャーサイドが求めているものも、日本とは異なるはずだ。どういう形であれ、チームに欠かせない選手になればいい。05年にホワイトソックスで世界一になった井口資仁(現・千葉ロッテ監督)のような役割が最適ではないだろうか。

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