スタイリスト歴20年の梶雄太によるメンズブランド「サンセ サンセ」デビュー、ブームとの"ズレ"を楽しむコレクションに

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2019年10月18日 16:12  Fashionsnap.com

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「サンセ サンセ」2020年春夏コレクション展示会の様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
スタイリスト梶雄太がディレクションするメンズブランド「サンセ サンセ(SANSE SANSE)」が、2020年春夏シーズンにデビューする。
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 梶は1998年からスタイリストとして活動。ファッション誌やテレビのほか、広告や映画といった様々なジャンルでスタイリングを担当しているほか、最近ではブランドのキャンペーンムービーなどのディレクションを手掛けるなど、活動の幅を広げている。
 サンセ サンセでは、シンプルでありながら古臭さや野暮ったさを取り入れ、トレンドやブームとの"ズレ"を備えたアイテムを展開。また、「予想外に出来上がった服の面白さ」を大事にしていると言い、製作段階の誤りや発注ミスで生じたアイテムといった商品も、できるだけコレクションに残すという。
 ファーストシーズンでは、ワークウェアのディテールなどを落とし込みながら、ラフさとクリーンさを融合したジャケットとパンツのセットアップをはじめ、ハリのある素材を使いながら、丈を短めに設定することで一癖加えたシャツなどラインナップする。梶は「ショッピングセンターに売っているような"スマートすぎない"シャツや、ヨーロッパのおじさんたちが適当に着ているようなオーバーサイズでリラックス感があるシャツといった、生活に馴染むアイテムを作りました」とコメント。「夏でもコーデュロイのアイテムを着たい」という自身の考えから製作したコーデュロイのパンツは、夏でも涼しく着られるように生地からオリジナルで開発したという。このほか、ユニークなアイテムとして、また、ユニークなアイテムとして、高級住宅街の一戸建てやマンション、高級車やマイクロバスのモチーフをプリントしたTシャツを揃える。ショッキングピンクのニットは、発注時のミスで生まれたカラーで、コレクションのアクセントとなっている。価格帯はシャツ1万6,000円〜1万9,000円、ボトムス1万6,000円〜2万3,000円、ジャケット2万8,000円〜3万5,000円(いずれも税別)。
 メインターゲットは様々なジャンルのファッションを楽しみ、感度が高い30代〜40代の男性。梶は「自分のスタイルを持っている人にこそ、シンプルで意外性があるサンセ サンセのアイテムを着こなしてもらいたい」とコメントした。
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