空母「加賀」を故ポール・アレン氏の調査チームが発見 ミッドウェー海戦で沈没した一航戦

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2019年10月18日 17:52  BIGLOBEニュース

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画像はRV PetrelのFacebookスクリーンショット

昨年10月に亡くなったマイクロソフト共同創業者の故ポール・アレン氏の調査チームは18日、太平洋戦争中に沈んだ旧日本海軍の航空母艦「加賀」を発見したことを明らかにした。


調査チームは、「加賀」をアメリカ・北西ハワイ諸島の海洋保護区内で発見。水深約5400メートルの海底で直立した状態だという。「加賀」は沈没の際、魚雷や爆弾、艦載機などが次々と誘爆して大炎上したとされており、公開された動画では、ひどく破損した飛行甲板などを見て取ることができる。


「加賀」は、戦艦から改装された多段式の飛行甲板を持つ航空母艦で1928年に竣工。太平洋戦争では、「赤城」とともに第一航空戦隊として真珠湾攻撃などに参加し、1942年6月5日にミッドウェー海戦で沈没した。艦名は、海上自衛隊のいずも型護衛艦「かが」として引き継がれている。


ポール・アレン氏の調査チームは、これまでにも太平洋戦争で沈んだ艦船を相次いで発見。日本の艦船としては、戦艦「武蔵」「比叡」や重巡洋艦「摩耶」、戦艦「山城」「扶桑」とみられる残骸、駆逐艦「島風」などを発見している。


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