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日本初上陸!世界で大流行の「斧投げ放題」を一番乗りで体験してきた

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2019年10月19日 09:22  日刊SPA!

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日刊SPA!

写真フェンスに囲まれたレーンの中で斧を投げる
フェンスに囲まれたレーンの中で斧を投げる
 アメリカをはじめとして、世界各国で大流行している「斧投げゲーム」こと「アックス・スローイング(AxeThrowing)」。このサービスが日本にも上陸したとの情報を得たSPA!取材班は、オープン初日を狙い、一番乗りで体験してきた。

 場所は台東区・蔵前駅付近の「REEAST ROOM(リーストルーム)」。こちらはもともとバッドなどで「ひたすら物を壊す」体験ができるサービスが人気のアミューズメント施設だ。

◆アックス・スローイングの起源はアメリカのボーイスカウト

 そもそもアックス・スローイングとは1930年代からアメリカのボーイスカウトの間で始まったらしい。今では世界各国で行われており、ニューヨークでは斧投げバーが続々とオープン。ポーランドでは「中世に作られた建物の地下室での斧投げ体験」が観光ツアーのルートの一つとして出来るほどの人気だ。

 そんな、今世界で最もアツいゲームのひとつを日本で唯一出来る施設が「REEAST ROOM」。名前は「野獣の解放」という意味だ。筆者も普段の生活を捨てて「野獣を解放」をしてやろうじゃないかと、斧投げ猛者たちが待っているお店へ足早に向かった。

 浅草駅から歩くこと7分(最寄りの蔵前駅からは2分)。ビル群の間にぽっと個性的な看板が出てくる。その隣にあるちょっと細い通路を抜けていくとお店に到着する。

 入ったとたんに「バンッ!バンッ!」と物凄い音が聞こえてくる。奥の方で斧を投げているのだ。「おっ、猛者たちがやってるな」と覗いてみると、斧を投げるレーンがあって安全対策の為に鉄のネットで囲まれている。

 レーンは2つあるのだが、そのどちらも埋まっている。さすが、日本初上陸なだけあって満席かと思い店員さんに聞いてみると、店員さんが斧を投げるのを練習しているのだそうだ。なんでも今朝の10時にレーンが完成したばかりで、店員さん達もそんなにまだ上手くはないらしい。「バンッ!」という強い音は、斧がうまくささらず地面に落ちていく音だった。

 初日の早い時間を狙った甲斐もあって、我々が初めての客らしい。どちらもどうしていいかちょっとわからないドキドキした感じになる。

 そんな説明をしてくれている店員さんの手には包帯がぐるぐるに巻かれていた。さすが「野獣の解放」だ。解放しすぎてのケガかと思ったが「転んでけがをしました」とのことだった。

◆海外ではお酒を飲みながら楽しむスポーツらしいが……

 斧投げは30分、1時間、2時間、3時間のコースにわかれていてそれぞれ値段が2,480円、2,980円、4,980円、6,980円。斧投げレーンの隣にはお酒を飲めるバーが併設されており、お酒を飲みながら長時間楽しく斧を投げたい人にはお得になっている。本場アメリカではダーツをやるような感覚でみんな楽しんでいるそうだ。筆者はそんなに体力がないので30分コースを選択した。

 さっそく斧を貸してもらう。「おっ、重い」。ずしりと手に沈みこむ斧の重さは3kg弱程度。刃もしっかり研がれており、ホラー映画なんかでみる安物の斧とは全然違う。「これを投げるのか」、やっぱりちょっと怖い。

 投げ方の説明を聞く。的が3〜4メートル先にあり、黄色い線の内側から的に向けて投げる。それだけである。最初に5分間練習の時間があってそこから30分がスタートする。

 緊張の一投目、思い切って投げてみる。手から離れた斧が雑な放物線を描きながら的にぶちあたる。

「バンッ!」

 一切、的に刺さる気配もなく無残にも地面に落ちる。日常生活で絶対にやってはいけない危険なことをしてしまった高揚感と、鋭利な刃物をぶん投げてしまった怖さが同時に襲ってくる。

 そして4投目、おっかなびっくりで投げながらも、「スパッ」と的にきれいに刺さった。

「さ、ささったー!」

 思わず興奮で声が出る。楽しい。

◆快感だけではない、スポーツとしての奥深さもある

 なんとなく斧を投げる感覚がわかったタイミングで店員さんがルールを教えてくれる。1人10投を5投ずつ交代で投げ、その合計点を競いあうというものだ。的の真ん中が6点、そこから外側にいくにつれて4点、3点、2点、1点と得点が下がっていく。

 的の上に2つの青いマークがあるのだがそこにあたれば8点。同行したカメラマンと勝負しようとしていると店員さんが教えてくれた。

 結果は筆者が2点でカメラマンが0点という、しょっぱい結果に。それからは途中休憩をはさみながら斧を的に50回ほど投げた。大体40回目くらいから、なんとなくコツをつかみはじめる。すると、途中で奇跡が起こる。5回連続で的に刺さったのだ。嬉しい。そしてめちゃくちゃ気持ちいい。この快感は、確かに世界で流行するに値する。

 コツとしては呼吸を整え、的にあたる軌道をイメージしながら斧を投げる。少しの心の乱れが命取りになる。最初にあった怖さはなくなり、気付けば黙々と体と心と斧を一致させ、的に向かって投げていた。これを本場アメリカではお酒を飲みながら気軽にバンバン斧を的に当てるというのだから、アメリカ人の精神力の強さを思い知らされる。

 そして30分があっという間に終わった。疲労感というより、適度に運動したという心地よい達成感が体に残る。体験前はストレス発散の為に思いっきり斧をぶん投げるイメージだったが、実際はまったく違う、精神の集中を必要とする「れっきとしたスポーツ」なのだ。

 的に刺さらなかったのは自分の精神力のなさだとちょっとしたアスリート気分でいると、店員さんから「斧が悪いのかもしれません。今度来るときはいい斧用意しておきますのでまた来てください」と一言。いや、斧のせいにはしたくない、上手くなりたい。店を出る時には自分の向上心という野獣が解放されていた。

 本国アメリカでは家族みんなで斧投げを楽しむこともあるらしい。気軽に楽しめて貴重な体験が出来る斧投げが浅草の新しい観光名所になる日も近いかもしれない。<取材・文/南ハトバ(僧侶兼ライター)>

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  • ○○トマホゥークッッ・ブゥゥーメラン!!と叫んで投げること。
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