Continentalが包括的技術システムを発表。タイヤ内のセンサーがタイヤの状態をアプリに送信

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2019年10月19日 11:02  Techable

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先日、ドイツのタイヤメーカーContinental社が包括的技術システム「Conti C.A.R.E.(接続・自律・信頼・電子化)」を発表した。
・アプリと連動させて性能管理を向上Conti C.A.R.E.は、ホイールやタイヤ技術のネットワークを調整して、タイヤ性能の管理を向上させるシステム。

タイヤをウェブベースの専用アプリと連動させることで、コストを最適化してパフォーマンスを向上させるなど、最新の無人運転車「ロボタクシー」のタイヤ管理にも役立つ。

このシステムは次のように機能する。タイヤ内に組み込まれたセンサーが、トレッドの溝の深さや損傷の可能性、タイヤ温度と空気圧に関するデータを評価。そして、監視システムがこれらの情報を連動アプリに送信して、車両管理者がモビリティの管理を効率的に行えるようになるのだ。
・ホイールに組み込まれた遠心ポンプを使って空気圧を調節もう1つの画期的なアイデアは、ホイールに組み込まれた遠心ポンプを使って空気圧を調節するシステム。

車両が加速すると、ホイール内の遠心力がポンプに作用して、圧縮空気を生成する。これにより、タイヤの空気圧が常に最適に保たれ、CO2排出量が減少する。また、余分な圧縮空気は一体型タンクに保管され、状況に応じてタイヤの空気圧を瞬時に調節するのに使用される。

さらに今回Continentalは、運転時の振動を軽減して優れた乗り心地を提供する、ホイールリムも発表している。車のタイヤがどんどん進化していく。

Continental

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