ホーム > mixiニュース > エンタメ > 芸能総合 > 高橋颯、『デスノート』エルに抱いた親近感「寂しくて甘えん坊なんだなって」

高橋颯、『デスノート』エルに抱いた親近感「寂しくて甘えん坊なんだなって」

2

2019年10月19日 17:00  週刊女性PRIME

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

週刊女性PRIME

写真高橋颯 撮影/矢島泰輔
高橋颯 撮影/矢島泰輔

 社会現象になった伝説的大ヒットコミック『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ、作画:小畑健/ジャンプコミックス)をミュージカル化。2015年の世界初演以降、日本のみならず韓国・台湾でも大ヒットを記録した人気作『デスノート THE MUSICAL』が、2020年1月、キャストを一新して上演される。

 主人公は「ノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」“死のノート”(デスノート)を拾ったことから、犯罪者の粛清を始める成績優秀な高校生・夜神 月(やがみライト)。そのライトを追いつめる頭脳明晰(めいせき)な謎の名探偵L(エル)役に大抜てきされたのは、ソロシンガーとして活動する高橋颯さん(※「高」の表記は「はしごだか」)。エル以上に(!?)独特な空気感をまとっていてる21歳に直撃インタビュー。

エルと自分に通じるものを感じた

「個人的にエルが好きだったので、決まったときはうれしかったです。同時に世界的に愛されている作品で、しかも物語のキーパーソンである重要な役なので、プレッシャーも感じました」

 2006年、8歳のときに映画『デスノート』を見て、エルに対して親近感を覚えたという。高橋さんの中でエルはどんなイメージの人物なのか尋ねると、「話しているうちに、質問忘れちゃうんで書いていいですか?」とメモをしながら丁寧に答えてくれた。

僕がいちばん感情を動かされたのは、孤独な人だというところ。エルのことを見ているとすごく悲しい気持ちになるんです。なんか切ない人だなって。爪を噛んでいる仕草を見て、子どもだった僕には、この子は寂しくて甘えん坊なんだなって思って、自分と通じるものを感じたんです。普通に考えているだけだったら、爪は噛まないですから。

 彼にとって、生きることは頭を使って事件を解決することだとしたら、思考と心の支えになっていることは、唯一、爪を噛むことなんじゃないかと思うんです。誰かから愛されている実感がないと人って生きていけないですけど、彼は爪を噛むことでその温(ぬく)もりを思い出そうとしたり、感じようとしているのかなと思って。

 エルを演じるときに、エルでさえも気づいていない感情も表現できたら、と思います。エルって声に波がないし、表情もほとんど動かないけど、心は絶対あるので、そこもお客様に伝わるようにしていきたいです

 歌が本業の高橋さんが、ミュージカル初挑戦で掲げる目標は頼もしい。

「漫画とかアニメで何十話もあるものを、たった3時間くらいにまとめて展開するエネルギーを持ったものがミュージカルだと思うので、そこに入ることができるのが楽しみです。

 歌うキャラクターではないエルが歌うという時点でけっこう衝撃的だと思うんですけど、音楽が素晴らしく、その不自然さは全く感じないです。歌はさらに練習して、演技は演技でしっかり練習し、自分なりのエルを創れればと思っています。僕の今まで学んできた視点と、ライト役の村井(良大)さんたちの背中を見て吸収させていただくものを両方合わせて、高橋颯と言ったらエル、エルと言ったら高橋颯だよねって思ってもらえるくらいのものにしたいです

男としてまだまだ未熟なので、大人な女性がいい

 2017年に4人組ダンスボーカルグループANTIME(アンティム)としてデビュー。2018年9月よりソロシンガーとしての活動を本格的にスタートし、現在までに2枚のEPをリリースしている。影響を受けたアーティストを聞くと、高橋さんの世代からするとちょっと意外な人物の名前が挙がった。

影響を受けたのは玉置浩二さんです。表現の真骨頂かなと思っていて。玉置さんが歌で人に届けている姿や人の心を感動させているところに、“これだな、目指すのは。ワンピースでいったらラフテル(ひとつなぎの大秘宝が眠るとされる場所)だな”と思って(笑)。玉置さんは最後の宝なのかなと。僕はそこを目指して旅していくんだなって思います

 歌は自分自身だと言い、等身大のラブソングが共感を得ている高橋さん。ご自身はどんな女性に惹かれるのか。「恥ずかしいな〜。お酒飲みながら話したいですね」と、かなり照れながら教えてくれた。

自分が男としてまだまだ未熟なので、大人な人がいいですかね。僕は誰かを好きになると、その人のことを軸に生きてるところはありますね。目標じゃないけど、例えば付き合っていたら、この人を幸せにし続けるって思ったり。付き合っていなかったら、その人と付き合うために努力するとか。仕事でもプライベートでもつらいことがあったら、その人を思って乗り越えたり……恋が力になるタイプかもしれないです(笑)

趣味は“研究”

 普段は「自由人」で「気分屋」だそうで、休日は基本ひとりで行動することが多いという。

「ひとりで朝まで漫画を読んで、そのままランニングして、お散歩して、カフェに行って本を読んで、その後、ジムに行ってトレーニングして……みたいな日もあります(笑)。

 趣味は研究かな。音楽や芝居とか、今回でいえば『デスノート THE MUSICAL』を作り上げるための研究というか。走るのも研究ですよ。例えば、エルがブルーノ・マーズを聴きながら、背筋を伸ばしてランニングしたらどういう感じになるんだろう? とかを本気で考えています。だって役を演じていても、絶対に自分というものはいる。だから普段の自分をどうエルに向けるかっていうことを、寝ても覚めても考えちゃうんです

 エルと同じく甘党だという高橋さん。好きなのは和菓子。

「最近ハマっているのは、こしあんの串団子です。あと、『くりこ庵』のたい焼きはめちゃめちゃおいしいですよ」

 個性豊かな魅力で人を惹きつける高橋颯さん。どんなエルを見せてくれるのか期待が高まる。最後に俳優・アーティストとしての目標を聞いてみた。

俳優とアーティストの仕事を長く続けていけるように、これからも自分に厳しく戒めていきたいと思います。とはいっても、今はデスノートのことでいっぱいです。今回、共演するキャストのみなさんやスタッフのみなさん、見に来てくださるお客さま、その出会いひとつひとつを大事にして、感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います

『デスノート THE MUSICAL』


作曲:フランク・ワイルドホーン 演出:栗山民也 出演:夜神 月役・村井良大/甲斐翔真(Wキャスト)、エル役・高橋颯、ほか。


東京公演:2020年1月20日〜2月9日@東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)/静岡公演:2月22日〜23日@清水マリナート/大阪公演:2月29日〜3月1日@梅田芸術劇場 メインホール/福岡公演:3月6日〜8日@博多座


【公式サイト】

horipro-stage.jp/stage/deathnote2020/

たかはし・ふう◎1998年5月8日、埼玉県出身。4人組ダンスボーカルグループANTIMEとして2017年にデビュー。2018年9月よりソロ活動を本格的にスタート。今年3月に2nd EP『STEP』をリリース。10月に初舞台『部屋と僕と弟のハナシ』を上演した。

(取材・文/井ノ口裕子)

このニュースに関するつぶやき

  • 最初、松山ケンイチがやっていたエルが犯人だと思っていたよwww。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

あなたにおすすめ

ニュース設定