崎陽軒が「シウマイ」を正式名称にしたワケ

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2019年10月20日 11:00  citrus

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横浜のソウルフードといえばやっぱり「崎陽軒のシウマイ」。このシウマイが5個も入った「崎陽軒のシウマイ弁当」は全国の駅弁人気ランキングでも常に上位に入る超売れ筋商品です。2015年には崎陽軒の公式キャラクター、しょう油入れの「ひょうちゃん」が還暦(60歳)を迎えた事もあり、各種フェア等も行われて益々注目が集まりました。そんな「崎陽軒のシウマイ」ですが、なぜ崎陽軒では「シュウマイ」ではなく「シウマイ」という名称を使っているのでしょうか。


そのワケは初代社長の“訛り”にありました。社長は栃木県の出身で「シュウマイ」と発音しようとするとつい「シウマイ」になってしまい、それを聞いた中国人の知人から「中国語の発音にとても近い」と褒められたため、それをそのまま商品名として登録する事にしたとか。



1923年の関東大震災で店舗が全壊し、それでもくじけずに「何か横浜の名物になるものを作ろう」と、当時中華街でつき出しとして出されていた「焼売」に目を付け、5年の歳月をかけて独自の「シウマイ」を作り上げた崎陽軒の初代社長。1つ16.5g、ホタテの貝柱を使う事で実現した冷めても美味しい「シウマイ」は、今でも多くの人々に愛されています。 (撮影:石井幸久、執筆:上村 由紀子)

このニュースに関するつぶやき

  • 新幹線で出張に行く際新横浜でいつも東京の深川めしを買ってました。県民にとってはどこでも買えるからというw 新横浜で深川めしを開いてさ、隣が東京だか品川から乗ってきた人がねwいちいちこっち見んなコラってね。
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