髪の根元のクセをまっすぐにするには、クセと逆方向に流しながら乾かすことが一番です。けれど、頭頂部で髪がペタンと左右に割れて地肌が見えている「ぱっくりつむじ」の場合、どう乾かしていいのかむずかしいですよね。
美容師やヘアメイクのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、不器用な方でもできる「ぱっくりつむじ」改善法をご紹介します。今回は、ドライヤーと手だけでできるやり方です。
■ぱっくりつむじの改善法〜ドライヤー編〜
つむじのクセを修正するには、最初に髪をぬらすことが大切です。全体的にブローをする方であればシャワーでぬらした方が早いのですが、「つむじだけどうにかしたい」という方は、水スプレーやクセ毛直しミストを使って、部分的にぬらす方が時短になります。
水スプレーを使う場合は、つむじ部分の少し広い範囲をぬらすことがポイントです。ぬらした後は手で左右に軽くこすると、根元の毛に水が馴染んでクセがとれやすくなりますよ。
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(2)根元に向かってドライヤーをあてたら、もう片方の手で、頭皮を左右に軽くこするように動かしていきます。こうすることで根元の毛のクセがとれ、ぱっくりつむじを解消できます。
手の動きを大きくすると、よりつむじ部分の毛が馴染んでくれるので、ぐしゃぐしゃにするようなイメージで大胆に乾かしましょう。
(3)スタイルをより長く持続させるために、スタイリング剤は欠かせません。あまりスタイリング剤をつけない方でも、つむじ部分だけでも軽くスプレーをかけると、スタイルがキープできます。
ワックススプレーなどのスタイリングスプレーを一吹きするだけでも変わりますよ。
いかがでしたか? ハンドブローのポイントは、「ぬらすこと」「手を左右に大ぶりに動かすこと」「スタイリング剤を使うこと」の3点になります。ぜひ試してみてください。
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(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3 ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュインストラクター、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)