ラグビーW杯「日本−南ア」前日、渡辺謙が日本代表を激励 福岡堅樹「本当に勇気をいただきました!」

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2019年10月21日 11:52  Techinsight Japan

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前列左からレメキ ロマノ ラヴァ、渡辺謙、福岡堅樹(画像は『Kenki Fukuoka/福岡 堅樹 2019年10月20日付Twitter「試合前日には渡辺謙さんが、激励に来てくださいました。」』のスクリーンショット)
『ラグビーワールドカップ2019』の準々決勝「日本−南アフリカ」が10月20日、東京・味の素スタジアムで行われた。前日には俳優・渡辺謙が日本代表チームを激励に訪れており、WTB(ウイング・スリークォーターバック)の福岡堅樹選手がTwitterに記念写真を投稿している。試合は破れたものの、“勝元盛次”役を務めた渡辺謙に会えて「本当に勇気をいただきました!」という。

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日本代表チームが6月に宮崎市内で強化合宿を行った際、取材を受けたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチがミーティング室を公開した。そこに鎮座していたのが、昨年6月からチームに合流した威厳を感じる甲冑だ。

映画『ラストサムライ』で渡辺謙が演じた勝元盛次にあやかって「カツモト」と名づけており、他に選手の名前が入った刀や歴代代表選手の一覧なども展示されている。ジョセフ・ヘッドコーチは、W杯初の8強入りを視野にチームの結束力を高めるため「国の1人として戦う意識を持ち、歴史を感じて過去から現在に繋ぐ」思いを込めていると話していた。

このたび“本家カツモト”の渡辺謙が来訪したことで、福岡堅樹選手も嬉しかったのだろう。「僕らと共に旅してきた甲冑『カツモト』のモデルとなった方に激励していただき、本当に勇気をいただきました!」「結果は負けてしまいましたが、胸を張って歩いていこうと思います」と振り返っている。


試合当日、渡辺謙は日本代表のユニホームを着て味の素スタジアムで観戦しており、福岡選手の投稿にフォロワーから「謙さん、テレビに映ってましたね」、「やっぱり渡辺謙さんだったんだ!」と反響があった。

また「福岡選手! お疲れ様でした! 今日もとてもかっこ良かったです! タックルで投げられたように軽く宙を回転してしまっても、諦めず向かっていくところ! 今日は福岡選手の華麗なトライが見れず残念でしたが、見どころは満載でした! 感動をありがとうございました」などのコメントが多数寄せられている。

「このラグビーワールドカップを通してたくさんの感動を貰いました 今年は受験生で、医師の道をめざしながらも日本を背負って戦い続けている福岡選手を見て、とても励まされました。福岡選手のように受験が終わるまで諦めず頑張ろうと思います!」という声もあり、渡辺謙から勇気をもらった福岡堅樹選手も人々を元気づけているのだ。


福岡堅樹選手はラグビーW杯での15人制による日本代表からは引退するが、かねてからの夢である医師を目指しつつ、7人制ラグビーによる東京オリンピックを視野に入れており、再び“スピードスター”によるトライが見られるかもしれない。

画像は『Kenki Fukuoka/福岡 堅樹 2019年10月20日付Twitter「試合前日には渡辺謙さんが、激励に来てくださいました。」』『Kenki Fukuoka 2019年10月20日付Instagram「ラグビーW杯2019 ベスト8にて終了!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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