「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」が、墨を使って一足ずつ職人の手作業でデザインを施した新作モデル3型を発売する。10月23日に伊勢丹新宿店メンズ館地下1階紳士靴売場ラボステージで先行発売し、11月8日から国内のオニツカタイガー直営店の一部とオンラインストアで取り扱う。
ベースモデルにはスタンダードモデル「MEXICO 66」と、1975年に発売されたバスケットボールシューズ「FABRE BL-S」を採用。3型全て、アッパーにゴートレザーと和紙を使用している。
3型のうち2型は、両モデルをベースに「かすれ」をイメージし、ブランドのアイコンであるストライプを習字のように筆描きしたデザイン。墨の濃さ、にじみ、線の太さ、長さなどが1足ずつ異なるという。
水墨画のような斑模様で「にじみ」を表現したモデルはFABRE BL-Sのみから展開。菜種油の煤を原料とした墨を使用し、墨入れする前にアルコールを和紙に含ませる下処理を施すことで、にじむように仕上げた。
価格はそれぞれMEXICO 66が2万7,000円、FABRE BL-Sが3万2,000円(いずれも税別)。
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