ヘンリー王子、兄ウィリアム王子との関係に初言及「良好な日も、そうでない日もある」

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2019年10月22日 11:51  Techinsight Japan

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兄弟間の不仲が噂されて久しいヘンリー王子とウィリアム王子(画像は『Kensington Palace 2018年5月19日付Instagram「Prince Harry and his best man The Duke of Cambridge are greeted by public well-wishers as they arrive at St George’s Chapel」』のスクリーンショット)
現地時間20日、ドキュメンタリー番組『Harry&Meghan: An African Journey』が英国で放送された。ヘンリー王子・メーガン妃夫妻によるアフリカ訪問の舞台裏を収めた同番組のなかで、ヘンリー王子が兄ウィリアム王子との関係について初めて言及し、注目を集めている。

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かねてから兄弟間の不仲が噂されてきたウィリアム王子とヘンリー王子。今春にはヘンリー王子夫妻がケンジントン宮殿のオフィスから独立しバッキンガム宮殿に本拠を置いた新オフィスを設立、住まいもケンジントン宮殿からウィンザーのフロッグモア・コテージへと移し、別体制での活動が始動した。

将来は国王の座につくウィリアム王子と王位継承権6位のヘンリー王子では、互いの活動内容が大きく変わってくることは明らかであり、それを見据えたうえでの組織改革であったが、その背景には「兄弟間の不仲が大きく関係しているのではないか?」という噂が常につきまとっている。

そんななか現地時間20日、英『ITV』局が制作したドキュメンタリー番組『Harry&Meghan: An African Journey』が英国で放送され、ヘンリー王子自らが兄ウィリアム王子との関係について初めて言及、その発言内容が注目を集めている。ジャーナリストのトム・ブラッドビー氏に

「お兄さんとの不仲のニュースがメディアをにぎわせていますが。信憑性はどの程度なのでしょうか?」

と質問されたヘンリー王子は、常に周囲からのプレッシャーにさらされる特殊な環境であることや、自身の立場や役割もあって

「どうしても色々なことが起こってしまうものです」

と返答。これまで兄ウィリアム王子と見解の相違や意見の食い違いがあったという事実を否定することはなかった。またメディアの報道はその大方が真実に基づいたものではなく作り話であると述べるも、

「(兄弟としての関係が)良好な日も、そうでない日もありますよ。」

と率直に答えるのであった。そして、

「現在はお互いに別々の道を歩んでいますが、私はいつだって兄の力になりますし、兄も私をサポートしてくれるはずです。多忙のため、昔のようによく会うことはなくなりましたが、私は兄を心から愛しています。」

「私たちはいつだって兄弟ですから。」

と兄への変わらぬ愛情を吐露した。

英王室の一員として、常にメディアに追われながら過ごしてきたウィリアム王子とヘンリー王子。両親の離婚や母ダイアナ妃の死など辛い日々をともに支え合ってきた兄と弟だけに、互いに家庭を持ちそれぞれの道を歩むようになった現在も、2人は彼らにしか分かち合えない特別な絆で強く結ばれているはずだ。



画像は『Kensington Palace 2018年5月19日付Instagram「Prince Harry and his best man The Duke of Cambridge are greeted by public well-wishers as they arrive at St George’s Chapel」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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  • 英国は議会政治の先進国だが、憲法は存在せず、王室の権威は高い。エドマンド・バークはフランス革命を批判し、王室護持を唱えた。国民の統合と歴史的、文化的連続性の必要を唱えた。国家安定の為の知恵だ。
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