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「デビューまで半年から数年」を「最短即日デビュー」に短縮 マンガ家デビューへの道のりが変わる、LINEマンガの新たな取り組みとは

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2019年10月23日 19:58  ねとらぼ

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ねとらぼ

写真LINE漫画が新たに初めた「フロンティアデビュープログラム」
LINE漫画が新たに初めた「フロンティアデビュープログラム」

 スマホマンガアプリ「LINEマンガ」にて、これまでにない新たな漫画家デビュープログラム「フロンティアデビュープログラム」が、9月24日より始まっています。



【画像:トークパートにはカメントツさんも参加】



 これに伴い、LINEオフィスで10月19日、フロンティアデビュープログラム開始記念イベント「Manga Meetup 〜明日マンガ家になれる方法〜」が開催されました。



●即日デビューも可能……フロンティアデビュープログラムとは?



 フロンティアデビュープログラムは、これまでの「出版社に作品を持ち込み、担当者が興味を持った後、編集会議へ持ち込まれ、半年から数年を経てから雑誌への連載が決定する」という一般的な漫画家デビューへの道のりを簡略化、スピーディーにしたものです。



 「作品を面白いと感じるか否かは人によって千差万別。トップダウンや多数決で決めるべきものではない」という意向のもと、フロンティアデビュープログラムでは「運営メンバーの1人でも魅力的に感じたらスカウト可能」という方針を取っています。



 つまり運営メンバーの誰かの琴線にさえ触れれば、漫画をアップロードしたその日にスカウトメールが来るかもしれない、ということです。



 スカウトを受け契約を結んだ後は、16週間の「トライアル連載」が始まります。この時点から原稿料(1ページ8000円以上/モノクロの場合)、課金売上、広告収益の分配金などの支払いが発生します。



 トライアル連載中に条件や目標を達成すれば、晴れて本連載へと移行できます。



 残念ながらトライアルで終了してしまったとしても、作品の全権利はすぐに作者へ返されるため、即座に他社への持ち込みやSNSなどでの公開が可能です。



 従来の「デビューまで時間がかかる上、その間に収入が得られない。連載に至らなかったとしても、作品権利がなかなか戻らない」という問題を払拭。「最短即日でデビュー可能、トライアル中は原稿料などの収入が得られ、本連載に至らなかった場合は作品権利が即座に返還される」という、スピーディーかつ収入面・権利面の双方からも安心して創作に取り組める内容となっています。



●トークショーやライブドローイングも



 イベントは二部構成となっており、第1部では先述したフロンティアデビュープログラムについての解説が行われ、第2部では「明日マンガ家になれる方法」をテーマとしたトークショーが行われました。



 まずは「こぐまのケーキ屋さん」でおなじみの漫画家、カメントツさんが登壇。漫画家を目指すにあたっての重要なポイントを解説しました。



 カメントツさん独自の理論「五大満力(ごだいまんりき)」を軸にした内容です。



 漫画制作者の特徴を「レゴ(紙の上で遊ぶタイプ)、企画、ネーム、キャラ、作画」の5タイプに分類。作画(絵の上手さ)も大切だがそれよりも、相乗効果を持つ他の属性を大きく伸ばすのに注力すべき、とのことでした。



 カメントツさんの解説が終わると、新たにLINEマンガ編集長の中野崇さんが登壇。フロンティアデビュープログラム立ち上げ責任者の小室稔樹さん、カメントツさん、中野崇さんの3人によるトークショーが始まります。



 限られた時間ながらもトークの内容は多岐に渡り、漫画家デビューに関わる事からカメントツさんのデビュー秘話、現状の出版不況はむしろ雑誌離れであるなど、幅広い物事に触れるものでした。話をしっかり実行に移せば、本当に明日にでも漫画家になれそうな気がします。



 特に「二桁ページ以上の作品を描いて投稿、というシステムには疑問あり。ほとんどの人は挫折する。それなら4ページ程度の短編を10本作ってSNSに上げたほうが、バズるチャンスが10回になるしお得。それにSNSでは、数多くの出版社が血なまこになって新人を探しているのだから、そのアンテナに引っかかろう」「会場に集まった漫画家志望者でも、定期的に雑誌を買っている人は数名しかいない。一般読者なら尚更その傾向が強い。各種データの分析から見ても、漫画の発表媒体は紙からアプリへ移りつつあるのだろう」という話には、漫画業界の現状が詰め込まれているでしょう。



 最後にイベントの締めとして、カメントツさんによるライブドローイングが行われました。この原稿は掲載される実物へのペン入れ、とのことで、来場者にとっても出演者にとっても貴重な体験です。



 ポスカの黒と白、ドライヤーを駆使し、解説や質問に答えなどもしながら、あっという間に店長さんが出来上がりました。基本的にキャラはコマの横に描き、パソコンへ取り込んだ後にトリミング、コマに合わせて拡大縮小を行うとのことです。



 カメラを通さない実物の原稿の横には、アイデア帳らしきノートも置かれていました。



●漫画好きにも見逃せない?



 LINEマンガのフロンティアデビュープログラムは、漫画家志望者へデビューへの新しい道のりを示したのみならず、一般読者にとってもいわゆる青田買い、「デビューしたての面白い作品と作者を探す」という、新たな楽しみ方を提示したと言えるでしょう。



 Instagram、Twitter、YouTubeなどを見ても明らかですが、「これから発展する未開の地をいち早く見付け、そこで一番早く活動を始めること」は非常に重要です。フロンティアデビュープログラムが、漫画家志望者にとっての「フロンティア」になれるかどうか、今後の展開に期待しましょう。



 ちなみに、LINEマンガは全てのジャンルを積極的に開拓していきたい、とのことでしたが、特に女性ユーザーが多いことから「恋愛漫画」に注力しているそうです。


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  • 薄利多売。結局、読者が読みたい作品を見つけ辛くなるだけでは?
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