Hey! Say! JUMP 中島裕翔主演で『僕はどこから』連ドラ化 間宮祥太朗と5年ぶりの共演

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2019年10月24日 06:11  リアルサウンド

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中島裕翔(右)と間宮祥太朗(左)(c)「僕はどこから」製作委員会

 Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務めるドラマ『僕はどこから』が、2020年1月クールのテレビ東京「ドラマホリック!」枠で放送されることが決定した。


参考:Hey! Say! JUMP中島裕翔、アイドルと真逆のイメージで高評価 役柄に染まる演技の魅力


 今年10月に新設され、現在、松岡昌宏主演の『死役所』が放送されているテレビ東京のドラマ枠「ドラマホリック!」。2020年1月クールの同枠新ドラマとなる本作は、『週刊ヤングマガジン』に掲載されていた市川マサのクライムサスペンス漫画が原作。


 文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる小説家志望の青年・竹内薫。認知症を患う母と二人暮らしをしながら、今日も一心不乱に原稿に向かっている。薫の前には、類まれなる能力を持ちながらも、その能力ゆえに“自分独自の作品”が作れないという大きな壁が立ちはだかっていた。必死に母を介護しながら自分の夢と現実にもがく薫になおも降りかかる“母の事故”という悲劇。自分の存在意義を見失い、母の入院費用さえままならない薫は一人呟いた。「僕は…僕はどこから…来るんですか…」。絶望に暮れる薫の前に、元同級生の講談会系東宮寺組最年少組長・藤原智美が現れる。「お前まだ…他人の頭で考えることできるな?」「お前に、すげぇ景色、見せてやるよ」。智美が莫大な報酬と共に提示したのは、とある家庭の息子を一流大学に入学させる、いわゆる替え玉受験の仕事。薫はその異能を活かして成功直前までこぎつけるが、予想だにしない大きな流れに飲み込まれることになる。薫の先に待つものは光か闇か…。人生に追い詰められた薫が、智美の導きで“自分さがし”を決意するとき、大いなる犯罪の幕が上がる。


 テレビ東京ドラマ初主演となる中島が演じるのは、小説家志望の青年・竹内薫。そして、薫の元同級生で、講談会系東宮寺組最年少組長・藤原智美を、中島との共演は5年ぶりの間宮祥太朗が演じる。脚本は、 映画『凶悪』や『ミュージアム』の高橋泉が手がけた。


 中島と間宮、そして原作者の市川と戸石紀子プロデューサーからはコメントが到着している。


【中島裕翔(Hey! Say! JUMP)/竹内薫役 コメント】
■竹内薫を演じてみて
薫の能力は、他人の文章を書き写すことでその人の思考を読み取ることができて、あたかも自分が体験したかの様に没入することができるもの。この能力について、心づもりとして監督と話していたのは、幼い頃に持っているちょっとした特殊な能力みたいなものが今の薫にも残っているということでした。つまり、まだ薫は子供であり、いろんな事に巻き込まれ、そこで時には自分で選択していく。その中で、薫自身だけでなく、その特殊な能力も成長していく過程が見せられると思います。そして良くも悪くも人の思考を読み取れて、急に他人の思考が入ってくるという描写もあり、その感情に即座に共感することをお芝居にするのが難しかったです。


■間宮祥太朗と共演して
5年ぶり、4度目の共演なので、素直に嬉しかったです。付き合いも長く今までの共演経験もあるので、不思議と、良い空気感を作れる自信のようなものがありましたし、心配や不安はありませんでした。(間宮と)久々に対面すると驚かされることも多くて、台本の細かい部分に気付いたりする点などとても新鮮で、良い刺激になりました。相変わらず頼りになるしカッコイイなって。


■視聴者に一言
1話40分なので、本当に1話1話があっという間に感じられると思うし、毎回薫が急遽の選択に迫られる中でどちらを取るべきか葛藤する点に注目していただきたいです! みんなでいいものを作ろうと、キャスト・ スタッフ全員でこの夏を走り抜けたので、お互いのお芝居にどう応えようかと奮闘し合った現場の熱量を、 画を通して感じていただけると嬉しいです。そして、この作品をご覧いただく中で主人公の薫と同じように、 ふと「俺って何なんだろう?」とか「私って何だろう?」と自分自身に問いかける人も出てくると思うので、『僕はどこから』を通して、みなさんそれぞれが自分の中で少しでもその問いに対しての答えを見つけ出してもらえたら良いなと思います。


【間宮祥太朗/藤原智美役 コメント】
■藤原智美を演じてみて
20歳でヤクザの組長という設定の藤原を真ん中に通った芯が表にも見えている様なイメージで演じました。包容力のある一面も感じて貰えたらと思います。そして裕翔とバディもので一緒にやれると聞いて純粋に嬉しかったです。クラスメイトをやり、チームメイトを二回やり、この度バディに。極暑の中での撮影を走り切った皆の熱気が伝わることを願います。どちらの意味でもアツイ夏でした。


■中島裕翔と共演して
共演すると聞いてとても嬉しかったのですが、恥ずかしくてなかなか本人には言えませんでした(笑)。台本を読みながら、付き合いも古いしやりやすいだろうなと、2人でバディーを演じるイメージがどんどん湧いてきました。(中島は)以前からの優しくて気遣いができて愛嬌のある部分は変わらないのですが、自分に対してプレッシャーをかけるところなんかは役者以上に心意気を感じて、頼りがいが増して、久しぶりに会った彼は記憶にあるよりずっと頼もしくなっていました。


■視聴者に一言
漫画で読み始めた時に、物語の設定や薫(中島)の能力を見て、1話完結系で細かい事件を薫と智美(間宮)がバディーとして解決していくような話かなと思いましたが、そうではなくて、大きな一つの事件を一つの作品を通して解決していく話なので、毎話毎話、疑問に残る事や、これはどうなっていくんだろう?と、後に続く楽しさが残っていく作品だと思います。様々な仕掛けや、人間関係の中に渦巻くお互いの思惑など、最初から最後まで楽しめる作品ですので、出会いの妙が生んだ薫と智美のバディー感を楽しんでいただけたらと思います!


【原作者・市川マサ コメント】
ドラマ化とは漫画家にとって娘を嫁に出すようなもの。できれば良いとこに嫁いでもらいたいというというのが親心。お金持ちだったり、良いルックスだったり、良い家柄だったり。というのもいいでしょうが、何よりも一番は娘を愛してくれる人のとこに嫁がせたい。脚本、キャスティングを見て、すぐにスタッフの方から『僕はどこから』が愛されているのがわかり、大変嬉しく喜んでいます!! やったー! 娘を幸せにしてあげてください。


【プロデューサー・戸石紀子(テレビ東京)コメント】
相性抜群、相思相愛、唯一無二。現場での中島さん、間宮さんによる“薫・智美”コンビネーションは、これらの言葉がぴったりでした。まさに最強バディの誕生です。 原作『僕はどこから』は電気が走る面白さでスピーディーに展開していきますが、この原作の面白さを、鬼才脚本家・高橋泉さんが丁寧に秀悦に創作していただき、ドラマではより原作の中毒性が強まりました。主演の中島さんは“薫”という人生に追い詰められたキャラクターを、実際存在するかのように、アイドルオーラを消して見事に演じ切りました。そして、中島さん、間宮さんのお互いへのリスペクトを感じる心地よい演技が、厚い・熱い友情ドラマに仕上げてくれました。壮絶にして過酷な青春サスペンスドラマの結末はいかに。深夜ドラマとは思えない?! 豪華実力派キャストも今後発表いたしますので是非ご期待下さい!


※高橋泉の「高」はハシゴダカが正式表記。


(リアルサウンド編集部)


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