『37セカンズ』特報映像&場面写真 脳性麻痺を抱える女性が“新しい世界”を切り開いていく

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2019年10月24日 14:01  リアルサウンド

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『37セカンズ』(c)37Seconds filmpartners

 2020年2月に公開予定の『37セカンズ』より、特報映像と場面写真が公開された。


参考:映像はこちら


 本作は、2019年2⽉に開催されたベルリン国際映画祭のパノラマ部⾨の最⾼賞となる観客賞と国際アートシアター連盟(CICAE)賞をW受賞したHIKARI監督の初⻑編監督作品。ベルリン国際映画祭やトロント国際映画祭をはじめとする世界各地の映画祭から招かれ、第32回東京国際映画祭のJapan Now部⾨にも選出、10⽉に開催された第42回ミルバレー映画祭ワードシネマ部⾨マインド・ザ・ギャップにて観客賞を受賞、ストリーミング配信⼤⼿の Netflixでの海外配給も決定するなど、すでに世界中の映画ファンから熱気をもって迎えられている。


 本作が⻑編デビュー作となるHIKARI監督は、18歳から渡⽶して映画を学び、すでに海外各国からの⾼い評価を受け、ハリウッドから企画のオファーが何本も舞い込んでいる。主演は、⾝体に障害を持つ⼥性たちを⽇本全国で⼀般公募し、約100名の応募者の中から監督に⾒出された佳⼭明が務めた。


 ⽣まれた時にたった37秒間呼吸が⽌まっていたことが原因で、⼿⾜が⾃由に動かない⾝体になった主⼈公・貴⽥ユマ(佳⼭明)。親友の漫画家のゴーストライターとして働いて⾃分の作品として出せないことへの寂しさや⻭がゆさ、そしてシングルマザーでユマに対して過保護になってしまう⺟・恭⼦(神野三鈴)との⽣活に息苦しさも感じていた。⾃分にハンディ・キャップがあることをつきつけられる⽇々だが、それでも23歳の⼥性として望んでいいことだってあるはず。そんな思いの狭間で揺れる⽇々。そんな時、ある出来事をきっかけに、ユマの⼈⽣は⼤きく変わり、⾃らの⼒で“新しい世界”を切り開いていくことになる。


 公開された特報映像では、⾃⾝の不⾃由な⾝体のために「お⾵呂」や「外出」などの⽇常の些細な動作も常に⺟親と⼀緒に過ごさなければならず、⼤好きな漫画家の仕事も親友の“ゴーストライター”として過ごさなければならないユマの⾃分の⼈⽣に対するもどかしさを感じさせるシーンなどが映し出される。⼈と出会うことで、⽌まっていた彼⼥の時間が⾃分の⼿によって再び動き出すことを予感させるような映像となっている。(リアルサウンド編集部)


このニュースに関するつぶやき

  • ウチのPCの問題かも知れないが、この記事、文字がおかしい、文章の中に外字が入り込んでいる、スマホで見ると見れるんだがな、なんでだろ・・
    • イイネ!5
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