京急電鉄、床面に画像を投射する「動くサイン」の実証実験を実施

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2019年10月26日 15:12  マイナビニュース

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京浜急行電鉄は21日から、アニメーションを活用した案内サイン「アニメーションライティング誘導システム」の実証実験を羽田空港国際線ターミナル駅で実施している。

「アニメーションライティング誘導システム」は、三菱電機が製品化に向けて開発に取り組む新しい案内表示の方法だという。灯具やプロジェクターを用いて床面に矢印などの動くサインを投射し、直感的に理解できる案内表示をめざす。文字を読む必要がないため、訪日外国人利用者にも理解しやすく、目線の低いこどもも気づきやすいなどのメリットがある。

今回の実証実験はラグビーワールドカップの開催に合わせて行われ、実験期間は11月4日まで。羽田空港国際線ターミナル駅内の4カ所にこのサインを設置し、エスカレーター前では手すりにつかまるように促すサインや手荷物を離さないように注意を喚起するサイン、ホーム階のエレベーター前には駆け込み乗車を行わないように呼びかけるサインをそれぞれ設置し、外国人やこどもなどに効果的な案内が可能かどうか検証する。(佐々木康弘)
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