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レッドブル・ホンダ密着:幻となったホンダの通算79回目のポールポジション。ポテンシャルの高さをどう活かすか/F1メキシコGP予選

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2019年10月27日 13:41  AUTOSPORT web

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写真2019年F1第18戦メキシコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第18戦メキシコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今シーズン2度目の予選ポールポジションを獲得した。しかし、日曜日のレースでフェルスタッペンは、ポールポジションからスタートしない。それはフェルスタッペンが1分14秒758という予選1番手となるタイムをマークした際に、違反を犯していたからだ。

 Q3の1回目のアタックで、1分14秒910という暫定ポールポジションタイムを記録していたフェルスタッペン。トップ3チームによる最後のアタックは、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、メルセデスの2台、そしてセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、フェルスタッペンの順で開始された。

 アルボンとルクレールが自己ベストを更新できずに終わった直後、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が最終コーナーでクラッシュ。直後を走行していたチームメイトのルイス・ハミルトンは黄旗が出される前に最終コーナーを通過して、自己ベストをマークしたが、その後方でアタックしていたベッテルとフェルスタッペンには最終コーナーで黄旗が出されていた。ベッテルは減速して、自己ベストを更新できなかったのに対して、フェルスタッペンは1回目のアタックを0.152更新する自己ベストを叩き出した。

 これが予選後、問題となり、レース審議委員会に呼び出されたフェルスタッペン。午後5時25分にレース審議委員会が下した裁定は、3グリッド降格処分だった。

 レース審議委員会によれば、ドライバーおよび当該チームの代表者から聴取し、映像、音声、テレメトリーの証拠を確認したところ、フェルスタッペンが優位なラップタイムを記録しようとし、黄旗区間において減速していなかったことは明確だった。

 これに対して、フェルスタッペンはボッタスがクラッシュしていたことは認識していたものの、その手前で黄旗が振られていることは気づいていなかったという。

 ただし、レース審議委員会はフェルスタッペンのオンボード画像から、黄旗の掲示が明らかに視認できたとし、さらにその前を走行していたベッテルはレギュレーションに従って大幅に減速していたことを重視し、3グリッドポジションの降格とともに、2点のペナルティポイントを科した。

 この結果、フェルスタッペンは予選1番手は認められたものの、レースで先頭となるポールポジションからはスタートできないこととなった。

 ホンダにとってメキシコGPでの予選1番手は1990年のゲルハルト・ベルガー(マクラーレン)以来、29年ぶり。しかし、ホンダの通算79回目となる予選1番手は、残念ながらポールポジションとはならず、通算ポールポジション回数は78回のままとなった。

 3番手降格となったフェルスタッペンは、日曜日のレースを4番グリッドからスタートする。しかし、この日、海抜2240mに位置するエルマノス・ロドリゲス・サーキットで、最も速かったのが、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンだったことに変わりはない。

「高地という特殊な環境下で、マシンそしてパワーユニット(PU/エンジン)をポテンシャルの高いパッケージとして仕上げることができたと思います」と田辺豊治F1テクニカルディレクターが言うように、ホンダが素晴らしい仕事をしたことは事実だ。

 その高いポテンシャルがあれば、4番手からのスタートでも、決して優勝が狙えないわけではない。ホンダが最後にメキシコGPで優勝したのは、1989年のマクラーレン・ホンダ時代のアイルトン・セナだ。ホンダの歴史に新しい1ページを刻んでほしい。

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