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ロス・ブラウン、F1メキシコGPでの競り合いの少なさを嘆く「規則変更の必要性が示された」

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2019年10月30日 18:51  AUTOSPORT web

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写真2019年F1第18戦メキシコGP スタートシーン
2019年F1第18戦メキシコGP スタートシーン
 F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1第18戦メキシコGPの大成功を喜んでいる。しかし、決勝レースがバトルに欠けていたことについて嘆いており、その状況が2021年のレギュレーション変更の必要性を再度強調していると述べている。

 アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われたレースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がシーズン10勝目を上げ、この勝利はメルセデスF1チームにとって100回目の勝利となった。

 ブラウンは、ハミルトンの傑出した手腕と、“タイヤマネジメントにおける天賦の才能”に感銘を受けたことを認めた。しかし彼は、レース自体の内容と、コース上での競り合いの少なさには感心していない。

「エキサイティングな戦いをもたらすためにすべてのことが用意されていたのに、コース上において、特に先頭集団ではそれほどバトルが見られなかったことは残念だ」とブラウンはレース後のインタビューで語った。

「マシンとドライバーが互角であると、オーバーテイクだけでなく、前のマシンに近づくことすら難しいことが再度見受けられた」

「数周の間に近づきすぎてしまうと、タイヤをダメにしてしまう。そのためドライバーは後退して、次の短い攻撃を行うまでにタイヤを回復させている」

「これは目新しいことではないが、マシンが接近戦を戦えるようにするために、レギュレーションを変更する必要があるとまたしても確認された」

「変更については、少なくとも書類上はまもなく行われる可能性がある。数日の間に、世界モータースポーツ評議会が、我々がFIAとともに提示した2021年のレギュレーションパッケージについて裁定を下すのだ」

 F1のトップチームは最近になって、F1レギュレーションの大改訂を2022年まで遅らせることを求めた。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ルールのいくつかの領域についてはさらに精査が必要だと示唆している。

 しかしブラウンは、ルール変更を1年遅らせるという意見には苛立ちを覚えている。

「他のマシンを追いかける際の影響を軽減するような、新たな空力構成が開発されている」とブラウンは語った。

「1、2秒のラップタイムの違いがあると、オーバーテイクやバトルがやりやすくなる。だが差が小さいとチャンスはない」

「新ルールの導入を遅らせるべきという提案は苛だたしいものだ。なぜなら現在のマシンでは、毎年状況はさらに悪くなるからだ」

「接近戦を見るためのチャンスをどれだけ失ってきただろうか? コース特性や、追加の3カ所目のDRSゾーンの導入にもかかわらず、レースでは接近戦は多くなかった」

「そうした特性が接近戦を生み出すことがないのなら、対処すべき時だ。これは接近戦のためだけの変更ではない。F1の長期的な利益のために、新レギュレーションの策定に我々は膨大な努力を注ぎ込んできたのだ」

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