JR東日本「ウォーターズ竹芝」水辺を生かした船着場と干潟を整備

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2019年10月31日 07:02  マイナビニュース

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JR東日本はこのほど、竹芝ウォーターフロント開発計画「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」に船着場と干潟を整備すると発表した。

「ウォーターズ竹芝」は、浜離宮恩賜庭園を望む東京・竹芝の約2万3,000平方メートルの敷地にホテル、オフィス、商業施設、劇場などを整備する計画。2020年4月に一部施設を先行開業し、同年7月にグランドオープンを迎える予定となっている。

今回発表された船着場は幅約7m・奥行き約26mのアルミ製浮き桟橋。「ウォーターズ竹芝」前面の海上に設置し、東京の水辺観光や舟運の活性化を図る。舟運事業者との連携により、東京の水辺を結ぶ定期船・不定期船の発着なども計画しているという。2020年4月からの使用開始を予定している。

船着場隣接地には、かつて東京湾に多く生息した貝類、甲殻類や多様な生き物が生息できる環境の保全・再生を図る干潟を整備。これまでの調査で、「ウォーターズ竹芝」前面の水辺にはクロダイ、スズキ、ハゼ、エビ、カニなどが生息しており、さらにミミズハゼなど東京都の絶滅危惧種も生息する貴重な水辺であることが判明していることから、東京湾の再生に向けたモデルケースとなる環境づくりに取り組む。干潟は2020年7月から使用を開始する予定だという。(佐々木康弘)
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