MotoGPマレーシアGP:クアルタラロがレコード更新タイムで初日総合首位。マルケスはトップ5に食い込めず

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2019年11月01日 17:41  AUTOSPORT web

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ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)
MotoGP第18戦マレーシアGPのフリー走行1回目、2回目がセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスはファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がともにトップタイムをマーク。オールタイムラップ・レコードを更新するタイムで初日総合をトップで終えた。 

 マレーシアGPは、ティト・ラバット(レアーレ・アビンティア・レーシング)が欠場を発表した。ラバットはタイGP後、スペインでのトレーニング中に右手を負傷。この状態悪化により欠場となり、リハビリに専念するという。

 フリー走行1回目は気温31度、路面温度43度のドライコンディションで行われた。セッション序盤、バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がトップに立つと、そのタイムをマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が更新。その後、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が2番手タイムをマークする。

 マルケスは、セッション開始20分を経過するころ走行中にスローダウンを喫し、マシンを押してピットに戻った。その後、再び走行を行っている。

 残り5分を切ると、次々にトップタイムが更新される。こうしたなかで、ファビオ・クアルタラロ、そしてフランコ・モルビデリのペトロナス・ヤマハSRTのふたりが次々にタイムを縮め、さらにクアルタラロは最後のアタックで1分59秒027を記録してトップに浮上した。これは、これまでのオールタイムラップ・レコードを更新するタイムだった。

 クアルタラロはこのタイムでフリー走行1回目を制し、2番手はモルビデリでペトロナス・ヤマハSRTがワン・ツー。ここにビニャーレスが3番手につけてヤマハがトップ3を占めた。4番手にはマルケス、5番手にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)がつけている。

 フリー走行2回目もドライコンディションで、気温33度、路面温度52度のもと行われた。このフリー走行2回目より、ミゲール・オリベイラ(KTMテック3・レーシング)が今大会を欠場することを明らかにしている。オリベイラは、第17戦オーストラリアGPのフリー走行4回目で転倒し、両手首の靭帯損傷を負っていた。

 セッション序盤はアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)がトップにつけていたが、その後、マルケスがタイムを更新。トップはマルケスのままセッションが進行する。

 セッション終盤の残り時間12分。ビニャーレスがマルケスのタイムを0.017秒更新すると、その翌周にもタイムを縮める。そのビニャーレスのタイムを、モルビデリ、さらにはクアルタラロが上回る。

 クアルタラロは、自身がフリー走行1回目で記録したオールタイムラップ・レコードを更新する1分58秒576をマークした。クアルタラロはそのままフリー走行2回目をトップで終え、総合首位で初日を締めくくっている。

 2番手に続いたのはドヴィツィオーゾ、3番手にはフリー走行1回目で8番手だったロッシが続いた。4番手はモルビデリ、5番手はジャック・ミラー(プラマック・レーシング)。マルケスはセッション終盤にタイムの更新ならず、13番手で、初日総合としては6番手だった。

 初日総合としては、トップにクアルタラロ、2番手にモルビデリ、3番手がドヴィツィオーゾ。そして4番手ビニャーレス、5番手ロッシと続き、トップ5をヤマハ勢4名のライダーが占める結果となった。

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