明治安田生命J1リーグ第30節が11月1日に行われ、鹿島アントラーズと浦和レッズが対戦した。
ホームの鹿島は12分、後方からのロングフィードを土居聖真がダイレクトで合わせるが、ゴールとはならない。15分には左サイドからのクロスに遠藤康がヘディングで合わせるが、枠を捉えることはできず。前半をスコアレスで折り返した。
後半に入り、状況の打開を図る鹿島は65分にセルジーニョを投入。すると72分、ゴール正面で土居が低い弾道の強烈なシュートを放つと、浦和のGK福島春樹がファインセーブ。しかし、こぼれ球をセルジーニョが押し込み、待望の先制点が鹿島に生まれた。
84分、浦和のベンチ前でエヴェルトンと永木亮太が激しく接触。これを受けて、浦和の大槻毅監督が永木を突き倒してしまい、揉め事に発展。大槻監督にはレッドカードが提示され一発退場となった。
浦和は攻勢を強めるも最後まで鹿島のゴールをこじ開けられず、このまま試合終了のホイッスルを迎えた。敗れた浦和は今季の“金J”で7戦全敗となった。次節、鹿島は9日にホームで川崎フロンターレと対戦。浦和は5日に行われるJ1リーグ第32節で川崎フロンターレと対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 1−0 浦和レッズ
【得点者】
1−0 72分 セルジーニョ(鹿島アントラーズ)