【電気機器業界編】給与の満足度が高い企業1位はソニー「7年間は手厚い家賃補助が支払われ、家賃の6割〜7割程度を会社が負担してくれていた」

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2019年11月05日 07:10  キャリコネニュース

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は10月2日、「電気機器業界の給与の満足度が高い企業ランキング」を発表した。電気機器業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「給与の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

1位は「ソニー」で給与の満足度評価は5点中3.72。2位以降、「パナソニック」(3.60)、「富士ゼロックス」(3.52)、「日立製作所」(3.41)「セイコーエプソン」(3.33)と続く。

1位のソニー「家庭と仕事の両立のため、在宅勤務やフレックスタイム勤務、育児支援金など多数の制度を導入」

1位のソニーは、報酬に関して、

「一般的な電機メーカーの中では年収は高い方であったと思います。基本的に残業代は申告した分だけ発生し、出張手当などもきちんと出ました。7年間は手厚い家賃補助が支払われていたため、非常に助かりました。家賃の6割〜7割程度を会社に負担していただいていたと記憶しています」(研究開発/30代後半男性/年収940万円/2014年度)

と口コミが寄せられている。同社は、テレビやビデオ、オーディオ、デジタルカメラ、映画や音楽、金融、半導体やメディカル製品などあらゆる事業を国内外で展開する企業で、多国籍コングロマリット(複合企業)として知られている。

創業者の1人である井深大氏は、早くから多様な人材の活用に積極的で、全社員の約70%が障がいを持つ特例子会社「ソニー・太陽」を1978年に設立。障がいの種類や程度に応じて採用時や配属先の考慮、補助器具の用意といったサポートを行い、各自が存分に力を発揮できる環境を提供している。

現在もグループとしてダイバーシティ&インクルージョンを大切にする姿勢は変わっていない。社員が家庭と仕事を両立できるよう、在宅勤務やフレックスタイム勤務、短時間勤務、育児支援金など多数の制度を導入。社員たちが納得のいくキャリア形成ができる環境を整えている企業だ。

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「AV・デジタル家電」「デジカメ・ビデオカメラ」「事務機器」「白物家電」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月〜2018年3月。

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