宝くじで1億円超を当てた男性、仕事を辞めずトレーラーハウスに住み続ける(米)

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2019年11月06日 21:32  Techinsight Japan

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宝くじで高額当選した男性、生活は変わらず(画像は『New York Post 2019年9月26日付「Lottery millionaire still lives in a trailer in Maine」(Maine Lottery)』のスクリーンショット)
宝くじによって人生が大きく変わった、もしくは人生を狂わされたという話は少なくないが、中には今までと何ひとつ変わらない生活を続ける人もいるようだ。このほどアメリカで、トレーラーハウスで暮らす男性が今年に入って2回も宝くじで高額当選しているにもかかわらず、仕事を辞めずに今もトレーラーハウスでの生活を続けているという。『New York Post』『Icepop』などが伝えている。

米メイン州ヨーク郡ケネバンクポート在住のロバート・ロウェル・スチュアートさん(Robert Lowell stuart、65)は、今年5月に宝くじで100万ドル(約1億820万円)を当てた。彼が購入した宝くじはスクラッチカード式のもので、食料品を購入したスーパーマーケットの自動販売機でなんとなく購入したものだという。

ところが運は人を選ぶのか、その4か月後にロバートさんは10万ドル(約1082万円)もの高額当選を果たしたのだ。一気に富を得て、普通なら家を新築し仕事を辞めて悠々自適な生活をしてもおかしくないはずのロバートさんだが、当選金額の一部を3人の子供達に渡し、残りは貯金をして、自分は仕事も辞めずに働き続けている。しかも40年間住んでいたトレーラーハウスで今もそのまま暮らしているという。

ロバートさんはかつて運輸省のダンプカーの運転手として27年間働き、現在はコンクリート工事業者でトラクターの運転手として11時間のシフトで働いている。彼は仕事を続けることについて「仕事を休んでしまうと暇でつまらないから」と話しており、今の生活に不満はないという。当選したお金の一部でトレーラーハウスの窓を新しくしたというが、しかもその窓はロバートさんの息子の友人から格安で手に入れたそうだ。

ロバートさんの生活は以前と変わった様子はないものの、毎晩仕事が終わるとハンバーガーかホットドッグを食べていたのが、時々自分へのご褒美としてロブスターサンドを注文すると明かし、「それはフライドポテトもついて、たったの10.99ドル(約1190円)なんだよ。最高だね!」と嬉しそうに話している。

ロバートさんの息子グレッグさん(Greg)は「父はトレーラーハウスから引っ越す気は全くないと思います」と述べており、様々な人から「なぜ彼は家を新築しないんだ?」という質問に対してグレッグさんは「父が望んでいないからです」と答えているという。ちなみにグレッグさんもまた、宝くじで25万ドル(約2700万円)に当選したことがあるそうだ。

自分の人生に不満もなく仕事も真面目に続けているロバートさんだが、年に一度は休暇を取ってニューハンプシャー州ロードンにある「ニューハンプシャー・モータースピードウェイ(NASCAR)」へキャンピングカーで行くのが楽しみのようだ。そして驚くことに、ロバートさんは最近購入した宝くじで500ドル(約54000円)を獲得したという。

画像は『New York Post 2019年9月26日付「Lottery millionaire still lives in a trailer in Maine」(Maine Lottery)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

このニュースに関するつぶやき

  • くそぅ……………。 オレの住宅ローンはあと1千万、銀行ローン総額は113万、信販に43万、マンション管理費は32万の滞納で………ショボーン
    • イイネ!4
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