ラグビーW杯特需でゴールドウイン好調、日本代表レプリカジャージー20万枚がほぼ完売

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2019年11月06日 21:42  Fashionsnap.com

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カンタベリーオブニュージーランドジャパンが手掛けたラグビー日本代表ユニフォーム Image by: FASHIONSNAP.COM
ゴールドウインが、2020年3月期第2四半期決算短信を発表した。連結累計期間(2019年4月1日〜2019年9月30日)の業績は、売上高411億6,800万円(前年同期比23.2%増)、営業利益55億円3,700万円(同77.0%増)、経常利益52億9,200万円(同94.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益35億9,700万円(同130.0%増)と大幅な増収増益を達成した。

 第2四半期は「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」で直営店やEコマース、卸売といった幅広い販売チャネルで好調な成績を収めたことに加えて、9月から11月にかけて開催された「ラグビーワールドカップ 2019 日本大会」の影響で子会社のカンタベリーオブニュージーランドジャパンが手掛けた日本代表レプリカジャージーが人気を集めたことで業績を大きく伸ばした。レプリカジャージーは約20万枚を生産し、ほぼ完売したという。また、10月の消費税増税による駆け込み需要によって秋冬商品の売上が伸長したことも増収に貢献した。
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 また、10月以降の秋冬商品の販売が計画通りに進んでいることや、第2四半期累計の実績が好調であったことから、今年5月14日に発表した2020年3月期の連結業績予想数値を上方修正。売上高は920億円から970億円に、営業利益は125億円から150億円に、経常利益は138億円から160億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は97億円から111億円に引き上げた。
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