ホーム > mixiニュース > コラム > 国民祭典で繰り返された「万歳三唱」15回に困惑も運営は「予定通り」 その真意は?

国民祭典で繰り返された「万歳三唱」15回に困惑も運営は「予定通り」 その真意は?

16

2019年11月11日 17:00  AERA dot.

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真ちょうちんを掲げる天皇、皇后両陛下(c)朝日新聞社
ちょうちんを掲げる天皇、皇后両陛下(c)朝日新聞社
 天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が9日、皇居前広場で開かれ、招待客を含めた約3万人(主催者発表)が集まった。天皇皇后両陛下が姿を見せると、集まった人々は提灯に点灯し、日の丸の小旗を振って祝福した。奉祝曲「Ray of Water」が披露されると、皇后雅子さまが涙をぬぐう場面もあった。

【写真】音頭に合わせて万歳三唱を続ける人々

 厳かでありながら、温かな感動をもたらした国民祭典だったが、多くの人が違和感を抱いた場面もあった。当日、自宅でテレビを見ていたという20代女性は言う。

「ぼーっとテレビを眺めていたら、いきなり万歳三唱が何度も流れて、思わずチャンネルを変えました」

 会場で配られた祝賀式典プログラムでは、「天皇陛下のお言葉」の後に、伊吹文明・奉祝国会議員連盟会長による「万歳三唱」と記されていた。予定通り、伊吹会長は力強く万歳三唱を指揮し、安倍晋三首相やステージ上の人々もこれに続いた。

 司会の谷原章介さんが伊吹会長に「ありがとうございました。聖寿(せいじゅ)万歳を、伊吹文明奉祝国会議員連盟会長より申し上げました」と述べた直後、再び男性の声で「天皇陛下 万歳」の声が響いたのだ。さらには、「皇后陛下 万歳」、「天皇皇后両陛下 万歳」と豊富なバリエーションに、思わず苦笑する人も。だが、会場の人々も再び万歳三唱を続け、陛下と雅子さまも提灯を掲げて呼応した。

 その後現場が静まると、谷原さんが両陛下の退出をアナウンス。だが、またもや先の声で「万歳三唱」が始まったのだ。

 ここまでくると、会場のみならずステージ上でも戸惑う様子が見えた。二人の姿が見えなくなるまで万歳三唱は続き、掲げた手の高さもまばらになっていた。

 SNS上でも、鳴りやまない万歳三唱に疑問の声が上がっている。

<万歳三唱怖い>
<ステージの人たちも固まった感じがしていて奇妙だった>
<両陛下も困惑していたのでは>

 伊吹会長のあとに繰り返された万歳三唱の数は、実に15回。音頭をとったのは、スピーカーを通した声だった。奉祝委員会にも「伊吹会長から誰かがマイクを奪い取ったのではないか」という問い合わせがあったという。だが、この万歳三唱は予定されていたものだという。同会の担当者は言う。

「参加者の気持ちを考え、最後までお見送りしたいと、万歳三唱を続けると台本にもある。天皇陛下にも皇后陛下にも感謝の気持ちを伝えたいという自然な思いです。一般参賀では自然発生的に万歳三唱が起きますが、バラバラに言うのではなく、陛下の動きに合わせて音頭をとる思いでした」

 台本であれば、ステージの登壇者らが戸惑ったように見えたのはなぜなのか。担当者は続ける。

「私自身、演出だとわかっていても驚きました。前もって理解していても、びっくりしたのでは」

 予定通りの演出に驚いたのは、国民だけではなかったということだ。(編集部・福井しほ)

※AERAオンライン限定記事

このニュースに関するつぶやき

  • 万歳は「中国では皇帝に対しての語」だし「天皇は皇帝に対応する」位置付けだから、許される行動では? ちなみに北朝鮮も使っているけど、誰も日本の戦争と関連づけないよね?
    • イイネ!6
    • コメント 0件
  • また難癖つけますね。気に入らないのですね。
    • イイネ!20
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(12件)

あなたにおすすめ

前日のランキングへ

ニュース設定