喜劇の女王・藤山直美がスナックママ役で新春ドラマ『最後のオンナ』主演!圧倒的な存在感に注目

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2019年11月12日 07:11  TVerプラス

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女優の藤山直美が、2020年1月に放送されるテレビ東京開局55周年特別企画 新春ドラマスペシャル『最後のオンナ』(テレビ東京系)で、主演を務めることがわかった。藤山は、スナック「ビーナス」のママ・山田美奈子役で登場する。

本作は、無口で無表情な“昭和男”の老舗おかき屋社長・皆川雄一郎が、初恋の人によく似た女性(藤山)との偶然の出会いから始まる愉快・痛快ホームコメディドラマ。地位も名声もお金もすべて手に入れた男の胸に蘇る青春時代の恋……。遺産目当てを疑う娘の反対を押し切り、2人の恋は成就するのか? そして物語はやがて家族を巻き込んだ大騒動に発展し――そんな温かく切なく賑やかな物語が描かれる。

主演の藤山は、舞台女優の顔を持つ一方で、2016年には映画『団地』の主演を務め、アジア最大級の映画祭「上海国際映画祭」コンペティション部門で日本人初となる金爵賞最優秀女優賞を受賞。本作でも圧倒的な存在感を放つ彼女が、テレビ東京のドラマに出演するのは、「忠臣蔵〜決断の時」(2003年)以来17年ぶり。脚本は『Dr.コトー診療所』、『最強のオンナ』などを手掛けたヒューマン・ドラマの名手吉田紀子。演出は『ドクターX』を始め数多くの人気作品を世に送り出した松田秀和が担当する。

今回の出演について藤山は「お話が来た時は、『私は普通にいてたらいいんやな』っていうことで、変な不安はなかったです。こうやってテレビの仕事の機会を頂けたことは、よかったかなと思います」とコメント。また、役作りについては「意気込みとか役作りは考えたことないです。恐らく、東京の方が持っている“大阪の人”像があると思うんですけど、別にヒョウ柄もアメも出てこないし、たこ焼きも出てこないし、何も出てこないですよね。大阪大阪していない。ただ私が関西人であるっていう事でのお芝居であって、もし東京の方がやられても成立するような話になっていますので。偶然私は関西弁しか喋れなかったってことで、普通の“大阪の年いったおばさん”という感じです」と明かした。

最後に、視聴者へ向けて「テレビ東京開局55周年ということで、私が5歳の時に開局したんや。私と同い年が東京タワーとチキンラーメンやから。私も還暦ですので。いま主人公が年若いですやんか。2倍以上ですからね、平均年齢高いですよね。会うと検査したとか、みんなそういう話が出来るのがすごく楽しい。いい集まりですよね? その和やかさがすごく出てていいと思うので、よろしくお願いします」とメッセージを寄せた。

藤山演じる美奈子ママに恋する男性を演じるのは誰なのか? 作品を彩るキャスト陣の続報に注目が集まる。

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