レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2019年F1ドライバーズ選手権で、フェラーリのシャルル・ルクレールを抜いてランキング3位を獲得するのは簡単なことではないが、最後までベストを尽くすと語った。
21戦中19戦が終了した段階で3位ルクレールは249点を獲得、フェルスタッペンは235点で4位に位置している。5位セバスチャン・ベッテルも230点と、非常に僅差で続いている。
サマーブレイク後、フェラーリはパフォーマンスを向上させ、ルクレールは2勝を挙げたが、フェルスタッペンは第13戦以降の最高位は3位にとどまっている。
「ランキング3位との差はこれから縮めるには大きすぎるかもしれないけど、状況を見ていくよ」とフェルスタッペンは語った。
「この数戦、たくさんのポイントを失い、理想的な流れではなかった。最後の2戦は強さを発揮できると考えている。どういう結果になるか、期待していよう」
「誰もが1位を目指してはいるが、もちろんランキング4位や5位より3位でシーズンを終えることができればその方がいい。これからも全力を尽くしていく」
F1ブラジルGPでフェルスタッペンは、2018年には2位、2016年には3位を獲得している。舞台となるインテルラゴスサーキットは独特の性格を持ったコースで、今週末のグランプリも簡単にはいかないと彼は予想している。
「インテルラゴスは全長は短いが、コーナーが見事な形で組み合わされていて、走っていて楽しい」とフェルスタッペンは言う。
「反時計回りで、首に負担がかかるサーキットだ」
「ここでは予選がとても重要だ。オーバーテイクが簡単ではないからだ。タイヤにも厳しいため、レースを通してうまく管理して走らなければならない。2016年のようなとんでもない天気になる可能性だってある場所だ」
「ブラジルには情熱的なF1ファンが大勢いる。彼らのおかげで毎年素晴らしい雰囲気を味わうことができる」