常に時間に追われバタバタと忙しい毎日は、身体だけではなく心も疲弊していきます。
ミニマムリッチコンサルタントの筆者が、1日10分の余白で忙しい毎日を上質に変える方法をご提案します。
■スマホを使わない時間を持つ
スマホは生活に欠かせないアイテムですが、ひとりでいる時間も常にスマホを見てしまうとどんどん情報が入ってきて、自分の時間や価値観を見失わせるマイナス面もあります。ネット情報をあえて遮断する時間を持ってみると、心にも余白ができます。
例えば、「目につかないところに置いて充電をする」「散歩や短時間の買い物にはスマホを持っていかない」など、スマホから解放される時間で自分の好きなことや自分らしさが見えてきます。
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■朝10分、ひとつのことを丁寧に作業する
バタバタしがちな朝の時間にこそたった10分だけでいいので丁寧な時間を過ごすと、「今日も1日頑張ろう」という活力が沸いてきます。
たまには、「自分で豆から挽いたコーヒーをいただく」「朝の新鮮な空気の中で瞑想してみる」「ブラッシングやマッサージを丁寧にやってみる」など、自分を大切にできる過ごし方を工夫してみませんか。
■「マイ・フェイヴァリットコーナー」をつくる
くつろぐための家ですが、いつもきれいな状態をキープするのはむずかしいですよね。そこで、お気に入りの1ヶ所だけを片付け、整えることをおすすめします。
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その場所には余計なものを置かず、自分の好きなものだけを集めて「マイ・フェイヴァリットコーナー」をつくります。ダイニングテーブルや小さなソファまわりでも、どこでもいいのです。
1ヶ所だけや小さな範囲だけ、美しさをキープします。1日たった10分その場所でくつろぐことで、気持ちが安らぎます。
日常に少しの「余白」を持つことで、質の高い時間を過ごすことができます。1日たった10分、自分をいたわる「上質な時間」で、毎日を心地よく過ごしましょう。
※ミニマムリッチ=「上質なものを少しだけ」の意味です。日常の中での意識を少し上質に変えるだけで豊かになれます。
(ミニマムリッチコンサルタント 横田真由子 株式会社ケリングジャパン(旧 GUCCI JAPAN)で販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。独立後「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱する。)
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