井上陽水トリビュート、全15アーティスト15曲のダイジェスト動画公開 収録曲順も発表に

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2019年11月12日 21:02  リアルサウンド

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井上陽水

 11月27日にリリースの『井上陽水トリビュート』全15アーティスト15曲のダイジェスト動画が公開された。


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 同作は、井上陽水デビュー50周年を記念したトリビュートアルバム。幅広い世代から豪華なアーティストが参加し、井上陽水の名曲の数々をトリビュートする。


 今回のダイジェスト動画公開とあわせて収録曲順も発表に。1曲目はヨルシカの「Make-up Shadow」で幕を開け、ボーカル・suisのイノセントな声と、妖しげな歌詞が調和を見せるという。2曲目は槇原敬之が陽水のヒット曲「夢の中へ」を大胆なアレンジでカバー。陽水が中森明菜に提供した「飾りじゃないのよ 涙は」をカバーするKing Gnuは、陽水とも中森明菜とも異なる色気を醸し出す。椎名林檎が歌うのは「ワインレッドの心」。本人曰く「軽妙に書かれている言葉を、重苦しくより深刻に響かせるべく取り組んだ」が、「最後はついスウィングしてしまいました」というカバーに。宇多田ヒカルは、自身の二十歳の誕生日イベント『20代はイケイケ!』でも歌唱した「少年時代」をカバー。ウルフルズはNHK『ブラタモリ』のオーブニングテーマとなっている「女神」をウルフルズらしい、肩ひじ張らない楽しげなアレンジに。山口百恵への提供曲「クレイジーラブ」を一発録音でカバーしたという田島貴男は、ブルージーなサウンドが魅力的な楽曲となった。福山雅治「リバーサイド ホテル」は、淫靡な歌詞が、色気のある歌声で存分に感じられるアレンジとな っている。


 今回の参加アーティストの中で唯一、陽水と同世代の細野晴臣は、自身が原曲でもアレンジを担当した「Pi Po Pa」。セルフリメイクとも言うべき、分解再構築したアレンジとなっている。アーバンなR&Bを聴かせるiriは、陽水初期の名曲「東へ西へ」をカバー。ロックンロールバンド・SIX LOUNGEによる「Just Fit」は、武骨なアレンジで、男女のめくるめく夜を荒々しく描いている。斉藤和義は陽水の曲の中で格別好きだという「カナリア」をアメリカの荒野を感じさせるようなサウンドメイキングでカバー。井上陽水とこれまでもコラボしてきたサルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスは「ダンスはうまく踊れない」。ACIDMANは陽水自身も楽曲の意味を問いながら歌っているという「傘がない」。大木伸夫(Vo/Gt)は「今も変わらぬ人間の切なく正しい矛盾を、僕なりの解釈でカバーした」という。アルバムの最後を飾るのは「最後のニュース」。30年経っても色あせないメッセージをKREVAがそのラップとトラックメイキングで鮮やかに演出するとのこと。(リアルサウンド編集部)


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  • 中森明菜さんは参加されないんですね
    • イイネ!6
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