渡航の小説を原作とした「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」は、ひねくれ者で友達のいない主人公・比企谷八幡が、冷血な美少女・雪ノ下雪乃が部長を務める“奉仕部”に入部するところから始まる物語。アニメは1期が2013年に、2期が2015年に放送されている。3月に発表された3期の制作決定を記念して行われた「俺ガイルFes.2019」ではまず、八幡役の江口拓也、イベントMCを務める戸部翔役の堀井茶渡に加え、サプライズで原作者の渡が姿を現し、客席からは拍手が。ハイテンションなMCの後で、渡と堀井が1期Blu-ray BOXの特典CDに収録されている「Wrong as I expected」を熱唱する。
歌が終わると雪乃役の早見沙織、由比ヶ浜結衣役の東山奈央、一色いろは役の佐倉綾音、比企谷小町役の悠木碧、1期と2期のオープニングテーマを手がけたやなぎなぎが登壇し、一言ずつ挨拶。続いてテーマ曲やキャラクターソングなどを次々に披露していく。まずはやなぎが1期のオープニングテーマ「ユキトキ」を歌い上げ、観客を魅了。生での披露は初となるいろはのキャラクターソング「かしこガール」を佐倉があざとくかわいらしく歌い切ると、次は「小町ー!」という観客からの熱烈なコールに応えて姿を現した悠木が、小町の楽曲「Enjoy!! go my way」で会場を沸かせる。最後には早見と東山が2人揃ってステージに登場。2期のエンディングテーマ「エブリデイワールド」を息ぴったりのデュエットで届け、喝采を浴びた。