商業施設「マルイ」を運営する丸井グループが、子会社でビル管理業を請け負うマルイファシリティーズの元メンテナンス部長 中村勝己容疑者が詐欺容疑で警視庁に逮捕されたことを受けてコメントを発表した。
複数の報道によると、2014年にマルイのLED照明設置工事の際、中村容疑者は施工業者に代金を水増し請求させ、支払額から水増し分を着服する手口で、会社から現金約7,700万円をだまし取った疑いが持たれている。中村容疑者は容疑を認めているという。なお、中村容疑者は2014年から2015年にかけて同様の手口で犯行を繰り返し、総額約1億3,000万円を詐取したと見られている。
事件発覚を受けて、丸井グループは「当社においてこのような事態が発生し、お客さま、株主の皆さまならびに関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます」とコメント。再発防止に向けて、管理体制の強化や法令順守に向けた社員教育を徹底していく姿勢を示した。
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