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新木優子「モトカレマニア」4話、クズでしかなくなったマコチ(高良健吾)衝撃の堕ちっぷりを検証する

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2019年11月14日 11:58  ねとらぼ

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ねとらぼ

写真煮え切らないマコチ…… イラスト/たけだあや
煮え切らないマコチ…… イラスト/たけだあや

 11月7日に「モトカレマニア」(フジテレビ系)が放送された。モトカレマニアたちの元カレが一様にクズで、いたたまれなくなる4話であった。



【画像】一目でわかる相関図



●「自分の中で答えが出ない」「こういうのは終わりにしたい」



 誕生日の夜、“マコチ”こと福盛真(高良健吾)からキスされた難波ユリカ(新木優子)。しかし、マコチはキスはしたけど付き合うとは言っていない、と言い残してその場を去った。



 あくる日、ユリカは重い足取りでチロリアン不動産に出社する。すると、社長の安藤一朗(小手伸也)らハラミ会(ハラスメントを未然に防ぐ会)の面々はいきなりユリカを祝福した。担当物件の契約が成立したため、ユリカは正社員採用されたのだ。ハラミ会はユリカの歓迎会の準備もしていたが、マコチは熱を出して会社を欠勤。ユリカに対する気持ちに答えが出ず、考え過ぎた彼は38度5分の知恵熱を出していたのだ。



 一方、丸の内さくら(山口紗弥加)はずっと忘れられないでいる元カレの駒込和真(淵上泰史)とバーで再会。その後、さくらは「自信なくなってきた。田端にはもっとお似合いの人がいると思う」と別れを切り出してきた中学時代の和馬とマコチを重ね合わせるように。そして「ユリカと付き合ったらまた幻滅させるのでは」と不安がるマコチに「何でそれを君が決めるの!?」と声を荒げた。さくらはマコチとの関係が不毛だと感じ、2人は同居を解消した。



 その後、マコチはユリカの家を訪問。「こないだのキスは何となくじゃない。でも、自分の中で答えが出ない」と煮え切らないことばかり言うマコチを、ユリカは「こういうのは、もう終わりにしたい」と追い返した。



●お互いの元カレをクズ呼ばわりするユリカとさくら



 このドラマ、いいところを突いている。“あるある”過ぎて笑った箇所があるのだ。ユリカとさくらがお互いの元カレをクズ呼ばわりし、2人とも自分の元カレをかばったくだりである。



 キスをしたのに「付き合うとは言ってない!」とユリカに釘を差したマコチ。さくらはマコチを非難する。



 さくら「クズじゃないですか」



 ユリカ「いや……。けど、マコチも今考えてるんだろうなって」



 さくらと一夜を共にした後、1カ月連絡を絶った和真にユリカは憤った。



 ユリカ「クズじゃないですか」



 さくら「違うの!」



 傍から見たらクズだとすぐわかるのに、自分の相手にはそう思わない。2人とも「巨大マグロを逃した」と口にするが、客観的に見たらマグロでも何でもなかった気がする。



●このドラマを見ていると悩みが増える



 このドラマは自分の正直な気持ちを言わない者ばかりで、混沌とする一方だ。



 まず、さくら。他の男と結婚するかも……と匂わせ、耐えられなくなった和真はさくらと体を交わした。踊り出すほどさくらは幸せを感じていたのに、以降、向こうからの連絡は途絶える。でも、さくらは待つだけだった。ヤッた後に謝る和真の態度は、典型的なクズの手法だ。でも、さくらはヤり逃げされたことを自分の中で美化した。そして、とうとう最後まで自発的なアプローチを行わなかった。「がんばらなくても、そばにいて」(作家丸の内さくらの著作名)とは行かないのに。



 そして、山下に猛アタックする加賀千鶴(趣里)。パッと見、彼女は強気なキャラだ。でも、言ってる内容はかなりチキンだったりする。



 「(山下を)好きなわけないじゃん。本当に好きだったら、もっと相手の気持ち考えて悩んだり、素直に言いたいこと言えなくなったり、わかってもらえなくて苦しくなったりするわけよ。そうやって振り回されるの疲れる。だから、山下さん。私にとってあの人は男じゃない。だから、大切な人なんだな」



 とどのつまり、千鶴は傷つくのを怖がっている。



 このドラマを見ていると、悩みは増える一方である。「がんばらなくても、そばにいて」はリアルではない。でも、相手の気持ちお構いなしにストレートで行くと、安藤みたいにセクハラで訴えられることがある。誰を見ても正解ではないので、いよいよ加減がわからなくなってきた。



●見ていられないマコチの堕ちっぷり



 自分の気持ち主導で動く男と言えばマコチだ。今回の彼の堕ち方はあまりにもまずかった。改めて振り返りたい。



 職場でミスを犯したマコチは、帰宅してベッドに潜り込んだ。いつものように隣にはさくらがいる。すると、いきなりマコチはさくらにキスをしようとした。ついこないだ、無責任なキスで修羅場を迎えたばかりなのに……。寸前にベッドから出て、さくらはこのキスをやんわりと拒否。すぐさまマコチは謝罪する。「ごめん、仕事でミスっちゃって……。色々モヤモヤして」。自分から、居心地の良さだけを求めた気持ちのないキスだと白状してしまっている。



 さくらとの同居を解消したマコチは、ユリカの家へ向かった。ユリカから来たLINEを既読スルーでずっと放置していたのに、その状態のまま訪問するというのも強心臓というか天然というか……。



 ユリカ「あの連絡1つするのに私、死にそうだったんだよ。返信待ってる間も生きた心地しなくてさ。で、スルーされて2度死んだ」



 マコチ「ごめん。でも、そんな……」



 「そんなことで……」と思っているマコチから窺えるのは悪気の無さだ。彼は終始、悪いことをしているつもりがまるで無い。



 正直、男として共感できてしまえる部分はある。大きなストレスを抱えたとき。救いを求め、自分に好意を持つ女性に順繰りに癒やされに行く心境。でもこのとき、男は確実に孤立の道を突き進んでいる。



 マコチ「傷付けてごめん。キスしたの、何となくとかじゃない」



 ユリカ「何となくじゃないなら何なの?」



 マコチ「それは……今は答えられない」



 正直な気持ちを言わない者ばかりなので、このドラマは混沌とする一方だ。さくらには「また付き合って幻滅させるのは悪い」と、不安な気持ちを吐露していたマコチ。それをユリカにも言えばいいのに! というか、さくらと気のないキスをしようとした直後、ユリカに「何となくのキスじゃなかった」と弁解する軸のなさは、ちょっと見ていられない。



 「モトカレマニア」というタイトルなのに、元カレたちにマニアになるほどの魅力がないのはリアルだ。



 放送中、作者の瀧波ユカリがこんなツイートをしていた。



 「マコチ〜〜〜ユリカ…がんばれ…いや、もうがんばらなくていい………」



 確かに、ドラマ版マコチは原作版マコチよりかなりクズだ。作者でさえさじを投げた男を中心に、このドラマは混沌とする一方である。



(ねとらぼGirlSide/寺西ジャジューカ、イラストたけだあや)


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