リヨンに所属するオランダ代表MFメンフィス・デパイの契約に、古巣のマンチェスター・Uが買い戻しできる条項が含まれているようだ。13日にイギリスメディア『ミラー』が報じている。
2017年1月にマンチェスター・Uからリヨンに加入したデパイだが、当時マンチェスター・Uの監督を務めていたジョゼ・モウリーニョがデパイの買い戻し条項を契約に含めていた。しかし、これはマンチェスター・Uがデパイの所有権を明確に保持するものではなく、リヨンがデパイに関するオファーを受け取った際に一報を通知する義務があるというものになっている。
リヨンのジュニーニョ・ベルナンプカーノSDは、「マンチェスター・Uがメンフィスを買い戻すことを優先しているのは事実。こういうことはサッカーにはよくある話で、これまではデパイに関するオファーは受け取っていない」と、マンチェスター・Uは買い戻しを検討しているようだ。
また、「契約は残り1年で、更新の話はかなり難しい。でも、現時点で彼はリヨンにいて幸せだと思う。年末までには契約延長について話し合う」と今後の見通しを立てた。
なお、トッテナムがデパイの獲得に関心を寄せているようで、移籍実現のために5000万ポンド(約69億円)を用意していると報じられている。